カタヤマヒロキのコラム「食べロック2」
■カタヤマヒロキのコラム「食べロック2」
A級やB級といったカテゴリーを超え、食へこだわり、食べまくるロッカー、カタヤマヒロキがお送りする食のコラム「食べロック2」。ほぼ月1で「食」を投下!
●プロフィール:カタヤマヒロキ/ボーカリスト。ソロプロジェクト「KTYM」始動。Dudes、LüstZöe、地獄ヘルズ ボーカル担当。ラジオのDJも担当。Droogは無期限活動休止中。公式サイト:https://ktym-jpn.com
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第23回:「フジロックのフェス飯」
2022.08.09 upload
今年フジロックへ初出演が決まった瞬間から「食べロックでフジロック飯について書いてみたい……!」と考えていた。
なぜならフジロックではフードのラインナップが豊富で、行ったことのなかった僕でも新潟の特産や有名な老舗などバラエティに富んだフェス飯が味わえると噂をよく聞いていた。
せっかく出演が決まったのであれば、フジロックでたらふく食べたい。会場では全て電子マネーということでチャージも充分だ。
だが、結論から言おう。
約24時間、苗場に滞在したが全然食べられなかった。
それは、なぜか。
まず出演が夜でライブ前は食事を楽しむ余裕がなかった。なにも喉を通らない状態だった。
唯一、出番前に食べたものはかき氷。
暑くて、歩き熱った身体を冷やしてくれる。
レモネード。
ここで買ったときに店員さんから「誰を見に来たんですか?」と話しかけられ、この後出るので良かったら見に来てくださいー、なんてやり取りもフェスならではで面白かった。
そして、無事にライブを終え、ホテルのケータリングで一杯ビールを飲んで会場へ繰り出した。
外で飲む生ビールの美味しさったら。
名物もち豚串。
ジューシーでその脂をビールで流し込むと最高だった。
その後は出演後の満足感でハイになっており、脳が「食事」にピントが合わないままひたすら飲んで、1日目が終了した。
2日目はホテルの朝食からスタート。
いも煮や、その場で作ってくれるオムレツ、なにより美味しかったのはおにぎり。
やはり新潟の米は美味しく、ご飯はお茶漬けやおにぎりが選べた。
おにぎりは頼んだらその場で握ってくれたのをよく覚えている。
会場を昼過ぎには出なければならないため、それまで少しの間ライブを見に行く。
合間で当初から食べたかった「とろろめし」を求めて苗場食堂へ。
とろろめし、全部のせ。(漬け物、温玉)
昼の天候が良い自然の中、食べるとろろめしは疲れた身体にスーッと入っていき、「こういうことか……」とフジロックで食べるとろろ飯に感動した。
つるっと喉越しのいいとろろご飯に卵など全て混ぜて食べると、胃が喜んでいるのを感じた。
今回のフジロックで食べたものは以上。
天国バーガーや、森のハイジカレー、鮎の塩焼き、五平餅、ケバブに牛すじ丼、もっともっと食べたいものが沢山あった。
また必ずリベンジしよう、次こそはたらふく食べようと心に誓って、フジロックを後にしたのであった。
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口に入れた瞬間BGM
忌野清志郎「田舎へ行こう! Going Up The Country」
(1993年リリース『RUFFY TUFFY(ラフィータフィー)』収録)
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©2022 DONUT
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INFORMATION
2ndミニアルバム『no on my own』
2022年7月6日リリース
収録曲:01.NO BAD END/02.森羅/03.Avidya/04.HATE THIS SHIT/05.阿修羅-ASHURA-
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LIVE INFORMATION
■ 亜無亜危異「価格破壊GIG-東名阪フリーライブ-」
※KTYMはOpening Actで出演
7月31日(日)名古屋ElectricLadyLand
8月7日(日)大阪味園ユニバース
8月28日(日)東京キネマ倶楽部
■ KTYM presents 阿修羅-ASHURA- Vol.2
8月24日(水)心斎橋Pangea
vs:BLONDnewHALF/o’summer vacation
8月25日(木)名古屋CLUB UPSET
vs:Vanishing/33Insanity’sVertebra
8月30日(火)下北沢Flowers Loft
vs:ザ・リラクシンズ
●ライブ情報は変更になる場合があります。必ず公式サイトをご確認ください。
https://ktym-jpn.com