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2026.04.01 upload

片平里菜「愛するたびに」インタビュー

今までの片平里菜らしさもしっかり受け入れた上で新しいことに挑戦できているシングル作品になったと思います
――片平里菜

デビューから12年。現在はBUCHI.RECORDSを拠点に活動するシンガーソングライター、片平里菜が、2026年4月1日に約2年半ぶりとなるニューシングル「愛するたびに」をリリースした。全国各地のライブハウスを飛び回り、自身をとりまく環境や内面と向き合い、歌い続けている彼女はいま、ひとつひとつの活動を噛み締めながら実感しているという。そんな片平里菜が今回作り上げたシングルは、表題曲に掲げられたラブソング「愛するたびに」をはじめ、札幌のバンドBENBEと制作した「そんな夜を」、日本各地の民謡の囃子詞を取り入れた「うたのふるさと」、自身の代表曲「女の子は泣かない」の弾き語りセルフカバーを収録。「久々に表題曲としてラブソングを歌いたくなった」と語る彼女に、あらためて現在の活動や心境の変化、自身の歌についてじっくりと話を訊いた。

●取材=秋元美乃/森内淳



愛するたびに/片平里菜


■今回は久々に表題曲としてラブソングを歌いたくなった


―― 片平さんは2018年に大手の事務所から独立して今に至っていますが、そのときの思いというのはどういったものだったのでしょうか?

大きい事務所にいてできることはたくさんあるので、すごくいい経験だったなあ、と思います。ツアーを開催する、イベントに出る、何か作品を作ってリリースするといういろんな過程を、たくさんの方にやっていただいているという状況に当時はありがたく甘えさせてもらっていたんですけど、そのひとつひとつを、できることなら噛み締めて活動してみたいなあ、と思ったのが、理由のひとつですかね。

―― そう思ったきっかけは何だったのでしょうか?

デビュー前はライブハウスや路上ライブで活動していたので、そういったライブハウスシーンの活動の仕方というのが根っこにはあったのかなあ、と思います。どっちも憧れてはいたんですけどね。なのでメジャーレーベルでのきらびやかな自分の活動と、ライブハウスシーンでDIYでやってきたハードコアやパンクスのバンドマンの先輩たちの世界、どちらも感じながら音楽活動をしていました。その頃の、求められるものに応えていくみたいなことをがむしゃらにやっていた私からすると、自分の本心のままに伝えたいことを伝えていく……もちろんいろいろあるとは思うんですけど、「自分がやると言ったらやる」というライブハウスシーンの先輩たちが、とても本能的で説得力のある存在に見えていたんですよね。「私と先輩たちは何か違う。先輩たちはかっこいい」と思いながらも、自分は大衆に求められるものを頑張って応える、みたいなところで葛藤していたんじゃないかなあ、と。

―― 独立したときにはそういった先輩方の背中がお手本になったりしたんですね。

そもそも「そういう土台を作っている先輩たちがいる」「やれる」ということを知っていたからこそ、決断がしやすかったかなあ、と思います。でも逆にメジャーデビューは誰でもできることではないから、「いつだってハードコアやパンクスの世界には帰って来られるから、とりあえずは行けるところまで行け」と言って先輩たちは背中を押してくれてもいました。「そっちの世界をいっぱい見てこい」「こっちの世界はずっとあるから、いつでも帰って来ていいから」というふうにしてくれていたのかなあ、と思います。今は「里菜、こっちに来たか……もうちょっと頑張れよ」と思っているかもしれないけど(笑)。

―― 今は片平さんの事務所でもありレーベルでもある「BUCHI.RECORDS」で活動しています。

BUCHI.は楽しいですね、やっぱり。ツアーをやっていても、以前よりもいろんな人の顔が浮かぶようになりました。用意された場所に立って歌ってという味気なさではなくて、その日に至るまでいろんなやりとりがあって、当日を迎えて、お客さんともライブハウスのスタッフさんともコミュニケーションをとれて、打ち上げもして、その土地のものを見たり、聴いたり、食べたり、というちゃんと実感がある活動を今はできていると思います。

―― BUCHI.という名前の由来はあるんですか?

自主でやるとなったときに屋号を決めなければいけないということになって。全然、思い浮かばなくて。石巻の小渕浜の漁師さんと仲良くなって。そのお友達に「会社名はどうしようかな?」と話したときに「小渕浜のBUCHIでいいでしょう」と言われて、そのまま「じゃあBUCHIにします」と言って。すごい適当(笑)。津波の被害をうけた町で子どもたちが瓦礫のなかで遊んでいるのを見て、幡ヶ谷再生大学という支援活動をしているチームが「小渕浜に子どもたちが安心して遊べる公園を作ろう」というプロジェクトを立ち上げて、私も参加させてもらったんです。そのときに、友人が連れて来た犬が可愛くて、その犬を模写したのがBUCHI.のトレードマークになっているんです。

―― 今回は前作から2年半ぶりの作品になりました。

今までの片平里菜らしさもしっかり受け入れた上で新しいことに挑戦できているシングル作品になったかなあ、と思います。2年半前にリリースしたアルバム『Redemption』がレベルミュージックではないですけど、メッセージ性の強い楽曲が並んでいて。甘いラブソングみたいな楽曲は要素として入っているくらいだったんですけど、そこから今回は久々に表題曲としてラブソングを歌いたくなったというか。前作の社会への眼差しから、一回、自分自身の内面、内省的な、パーソナルな歌を歌いたいなあ、と思ったときに、急にラブソングを歌いたくなったんですよね。

―― 自分が思う「片平里菜らしさ」とはどのようなものなんですか?

私が思うというより、片平里菜のパブリックイメージが「女の子は泣かない」のような同世代の女性に共感してもらえる楽曲が最初に出てくるのかなあ、と思っていて。そういう自分も大事にしながら、それをちゃんと受け入れた上で、今、歌えるラブソングを歌ったのがこの作品なのかなあ、と思います。

―― 今回のシングル作品は、今の等身大の片平里菜さんを歌ったわけですね。

もちろん前作のメッセージソングも今の私のモードでもあるんですけど、それまでのメジャーで活動していた自分、たくさんの人に聴いてもらっていたときの自分も大事にしながら作れた曲かなあ、と思いますね。メジャーデビューした2013年の頃は20代前半だったんですけど、当時は本当に同世代の女性が聴いてくださることが多かったんです。今、私は33歳なので、その頃のリスナーの皆さんは結婚されて子育て世代になって、私のライブから足が遠のいている同世代の女性がいっぱいいると思っていて。一回、そういう人に向けて作ってみるのもいいかなあ、という。「女の子は泣かない」を聴いて、「あんな恋をしていたなあ、今はもう2児の母だけど」という人たちもいっぱいいると思うんですよ。今の私のラブソングに共感してもらえたら嬉しいなあ、みたいな。

―― それで、前作の『Redemption』とは違った目線の作品になったわけですね。

なんだろう、『Redemption』があったから、こういう気持ちになっているのかもしれないですね。「予兆」というシングルと『Redemption』というアルバムは、それこそ、それまでの私の音楽活動の反動だったと思うんですよ。事務所を独立して「BUCHI.RECORDS」になったのが2018年なんですけど、完全な自主制作の作品を出したのは前作「予兆」や『Redemption』からなんですよ。それまでは事務所は辞めたけど、大手のレコード会社にお世話になっていたりというのがあって。求められる片平里菜像を守りながらも、でも自分で曲は書くし、自分で歌うし、というところで立っていたという感じだったので、前作がその反動でしたね。前作を出せたからこそ、今回はもっとフラットに素の自分で曲を作って出したい、みたいな。

―― 表題曲の「愛するたびに」は、「幸せがなんなのか わからないままだ」というフレーズがすごく印象的で。片平さんの内側を描いた作品なんですけど、すごく今の世界にも言えることだなあ、と思います。

ここまでラブソングと言っておきながら、やっぱり単なるラブソングにしたくないと思ったんです。自分自身のパーソナルな心の歌でもあるし、世界を見渡したときも、当てはまるテーマなのかなあ、と思いますね。愛する度に幸せな気持ちになるじゃないですか。嬉しい、楽しいって。同時に、失いたくないとか傷つきたくないとか同じことを繰り返したくないという思いがわいてきて、不安とか恐怖のほうがどんどん大きくなっていって。愛から始まったのに、そうなってしまう。それを繰り返していたり、誰かを傷つけたり、自分が傷ついたり、そういう過去の自分と今の世界というのはすごくクロスオーバーしていて。愛情とか優しさとか安心感がベースになっていたら、別にそのままでいいけれど、恐れがベースになると、攻撃されるのが怖いから先に攻撃しなきゃ、とか、武装しなきゃ、とか、そういう恐怖がまん延している世界に感じていて。だからこそ心の動きを歌にしたいという思いもあって、歌詞を書いていました。

―― 幸せが何なのかわかっていたら戦争も起こらないだろうし、ラブソングであり、世界に向けての歌詞のようにも思いました。

そういうふうに感じてもらえて嬉しいです。



―― 「そんな夜を」は心の解放というか救いを求めるような歌だなと感じます。最後に「ここで見つけたから」というフレーズがあって、それが希望になっているようにも思うのですが、片平さんは自分自身と自問自答するタイプだったりするのですか?

おそらく(笑)。答えを出せないのにブツブツぐるぐると(笑)。そういう思考の癖なんだろうと思うんですけどね。でも、たぶん、だらしないところはもちろんあるんですけど、ちょっと生真面目で。こうしちゃいけない、とか、こうしなきゃいけない、とか、気づいたらそれが強くなってしまうところがあって。自分が自分にかけた制限に苦しめられる、みたいな。そういうのが爆発して、自由になりたい、とか、自分を解放したい、というような気持ちで作った曲ですね。自分一人で自分の生真面目さを壊すのは難しいと思っていて。それを人に助けてもらうじゃないけど、夜の飲みの場に出向いて(笑)、「全然、お酒、弱いけど、ちょっと今日は朝まで飲んでみるか」「不真面目になってみるぞ」「自分を壊してみるぞ」みたいな。そうしたら「最高、楽園」みたいな夜があったという(笑)。お酒を飲んで記憶をなくすとか羨ましいですよね(笑)。よくはないんでしょうけど、そこまでの解放はできたことはないですねえ。

―― この曲は北海道のバンドと制作したんですよね。

ツアーで北海道に行くと対バンしてもらっているBENBEという札幌在住のバンドがいて。フォークとかアイリッシュの要素の強い4人組のバンドなんですけど、彼らと一緒にアレンジをしてレコーディングをしました。この曲を作ろう、というのが先じゃなくて、BENBEと何か曲を作ってみたいというのが先だったんです。それで、札幌に乗り込んで「一緒に曲を作りましょう」みたいな。そういう流れでした。レコーディングも札幌のライブハウスでレコーディングして。それこそDIYでとても楽しかったです。BENBEとその環境下でやったからこその音像というか、空気感みたいなものがあったので、よかったですね。



■30歳を超えて、少しだけ大人になって、目線は変わったと思います


―― 3曲目の「うたのふるさと」なんですが、片平さんにとってふるさとの福島はどういう存在ですか?

好きとか嫌いとかの次元じゃないですね。23歳まで福島にいたんですけど、いいことも悪いことも全部そこにあったから、好きとか嫌いとかというよりも自分自身だし、それ以上でも以下でもない感覚がすごくあって、地元に帰ると、あれは嫌だったなあ、もあるし、意外とほっとするなあ、もあるし。「ふるさとが好き」っていう人もいっぱいいるけど、そういうわけでもないんですよ。自分から切り離せない存在、自分自身みたいな。ツアーでもプライベートでも遠くを旅をすればするほど、ふるさと福島の存在が自分のなかで色濃くなっていくし。なので、大事な場所ですね。震災を経たことによって、15年前のあの日から、とても悲しいことと大変な問題を抱え続けている場所でもあるので、それがまた拍車をかけるように、福島という場所、ふるさとに心を寄せたい、福島のふるさとの今を毎年のように感じにいきたいというのはありますね。

―― 「ふるさとのうた」というのは聴き馴染みがありますが、「うたのふるさと」という捉え方が新鮮でした。この曲が生まれた背景はどういったものだったのでしょうか?

最近は「人間」を歌いたくて。これまでポップソングとかアメリカンなアレンジの曲を歌い続けてきて、全国津々浦々、47都道府県を3周くらいしているんですけど、細かく周っていると、そのなかで音楽に限らないんですけど、チャートインしているものだけが美しいわけではないし、都心部から離れたローカルサイドに根付いている音楽だって美しいし。むしろそちらのほうが美しいというか「素晴らしい!」と感銘を受けて。なので、ポップソングを歌いつつも民謡的なものを自分のなかに取り入れたいとすごく思ったんですよ。沖縄民謡もそうですし、能登半島に行ったら、砂取節などいろんな民謡がありますし、あとは自分の地元の福島県いわき市だったら、じゃんがら念仏踊という念仏を唱えながら踊る伝統芸能があったりするんですけど、そういう音楽や歌は生きることと直結しているんですよね。田植えだとか漁師さんが網を引くだとか、仕事中に歌っていて、生きることや生活に直結している歌に感じていて、その美しさに感銘を受けて。ただ各地の民謡のメロディを全部取り入れることはできないので、囃子詞(はやしことば)だけでもちょっとずつ入れて作れたらいいなあ、と思って作りました。歌にもふるさとがあるんだなあ、という。

―― そうやって考えると福島だけではなくて各地がふるさとのような気持ちになりそうですね。

そうです。全部、大事です。



―― 最後に「女の子は泣かない」を収録していますが、再録しようと思ったきっかけは何かあるのでしょうか。

今回のシングルはさっきもお話したように「女の子は泣かない」を聴いていた女の子たちが、今、30代半ばくらいで立派な女性になられていると思うんですよね。そういう人たちにもあらためて共感してもらえるようなラブソングを作れたらいいなあ、というテーマもあったので、このシングル作品のなかに、今の私が歌う「女の子は泣かない」のちょっと大人っぽいバージョンがあったら、またぐっと来るなあ、みたいな、そんな思いで収録しました。

―― 今回は弾き語りのバージョンになりました。

今でもライブでほぼほぼやっている曲で、自分の身体にも染み付いているので、これはこれでとても等身大で歌えた気がします。

―― ライブで歌ってきたから、片平さんと一緒にずっと育ってきた曲なわけですね。

でも目線はすごく変わったというか。友人から言われたんですけど、「女の子は泣かない」を等身大の自分として歌っているというより、この曲を聴きにきてくれたんだよねえ、というふうに、与えると言ったらおこがましいんですけど、みんなを包み込むみたいな感じに見えると言われたことがあります。当時、私のライブに来ていた同世代のお客さんはライブから遠のいていたりはしますけど、そのなかでも来てくれる同世代の人たちは目を輝かせながら聴いていますね。もしかしたら20代後半の頃は「女の子は泣かない」への反発もあったかもしれないですよね。実は私は女の子、女の子したような性格はしていないですし、恋愛の曲をいっぱい歌っているけど、すべてが実体験でもなかったりするし。だけど「女の子に共感される歌を歌っているシンガーソングライター」というパブリックイメージもある。20代の半ばとか後半とかには、そこへの反発みたいなことがすごくあったから、そのときは全然違う歌い方だったと思いますね。歌わされるとまではいかないけれど、なんかちょっと無理して歌っているときもあったり。30歳を超えて、ちょっとだけ大人になって、いろんな経験を経て、いろんな立場の人のことをちょっとずつ理解できるようになって、この曲を受け入れられるようになったし、少し反発心があったときの自分もひとつの歴史として包み込んでこの曲を歌っている感じはあります。この曲を聴いて「失恋を乗り越えました」と言ってくれるリスナーのことが愛おしい、みたいなことのほうが今は強いですね。この曲が4曲目になかったらこのシングルの見え方が全然違うかもしれないですね。

―― ひとつハードルを超えた感はありますよね。

私のなかで? それはあるかもしれないですね。この曲を受け入れたし、堂々と「これが今の私の『女の子は泣かない』です!」みたいな(笑)、その潔さだったりとか、心が開けた感じはいいですよね。いいですね、いい選曲ですね(笑)。

―― 20代後半じゃこれはできなかったわけですからね。

できなかったです。すごく反発していたと思う。そんな曲も作っていましたからね。「ラブソング」というタイトルの曲で、「ラブソングばかりが独り歩きした、くたばれ!」みたいな歌をリリースしたこともありました(笑)。

―― それをも受け入れた片平さんだからこそ、今、等身大のラブソングを歌いたくなったというところにも繋がっているのかもしれないですね。

そうかもしれないです。いろんな意味で柔らかくなれた感じはします。

―― 全国ツアーが4月18日から始まります。

去年から片平里菜バンドとしてバンド編成でもライブしていて、そのトリオでやらせてもらう会場もいくつかあります(大阪・名古屋・東京)。今回は全部で25ヵ所のライブで、だいぶ少なく感じますね(笑)。でも新しい曲を持っていけるのはすごく刺激的ですね。昨年9月に沖縄民謡のような歌いまわしの楽曲「夏の祈りのなかで」を配信リリースして、今回、シングルも出したので、今年はアルバムもリリースできたらなあ、と思っています。


© 2026 DONUT

RELEASE INFORMATION


10thシングル「愛するたびに」
2026年4月1日リリース
収録曲:1.愛するたびに/2.そんな夜を/3.うたのふるさと/4.女の子は泣かない room ver. 2026

LIVE INFORMATION

片平里菜「愛するたびに」Release TOUR 2026


4/18(土)那覇Sound M’s
4/19(日)コザCROSSOVER CAFE 614
4/21(火)横浜F.A.D
5/7(木)金沢vanvanV4
5/23(土)熊本NAVARO
5/24(日)鹿児島Live HEAVEN
5/26(火)福岡LIVE HOUSE OP’s
5/28(木)広島ALMIGHTY
5/30(土)周南LIVE rise SHUNAN
5/31(日)出雲APOLLO
6/2(火)神戸VARIT.
6/3(水)京都LIVE HOUSE GATTACA
6/9(火)安城rock bar Neverland
6/12(金)越谷EASYGOINGS
6/30(火)仙台ROCKATERIA
7/1(水)盛岡the five morioka
7/3(金)水戸LIGHT HOUSE
7/4(土)宇都宮HEAVEN’S ROCK VJ-4
7/7(火)千葉LOOK
7/19(日)札幌KLUB COUNTER ACTION
7/20(月・祝)旭川CASINO DRIVE
7/23(木)心斎橋Music Club JANUS
7/25(土)名古屋TOKUZO
7/30(木)渋谷duo MUSIC EXCHANGE
8/8(土)郡山Hip Shot Japan

*ライブスケジュールは変更になる場合があります。必ず公式サイトでご確認ください。
公式サイト:https://katahirarina.com/

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