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2022.06.13 upload

「貴ちゃんナイト vol.14」
2022年5月21日(土) 下北沢CLUB251
出演:直枝政広(カーネーション)/長澤知之/西村晋弥(シュノーケル)
松江潤(サプライズゲスト) MC:中村貴子

ラジオパーソナリティの中村貴子が主催する「貴ちゃんナイト vol.14」が下北沢CLUB251で行われた。出演は、直枝政広(カーネーション)、長澤知之、西村晋弥(シュノーケル)の3組。サプライズゲストとして直枝政広のステージに松江潤が登場。MCは中村貴子がつとめた。貴ちゃんナイトは毎回満員御礼。このイベントに参加するために地方からもお客さんがやってくる。周年ライブや大会場でのライブ、フェスならわかるが、ライブハウスのイベントということを考えると、異例中の異例。しかも出演者発表前にチケットを買う人も多数。中村貴子が好きなアーティストを好きな組み合わせで作るこのイベントに対するお客さんの信頼度、期待感が高い証拠でもある。前回に引き続き今回もこの特別なイベントの主催者、中村貴子に編集後記的なインタビューを試みた。貴ちゃんナイト初のアコースティックイベントになった理由から、なぜこのイベントが特別なのか、まで、中村貴子に根掘り葉掘り訊いた。

●写真=俵 和彦 取材・文=森内淳


―― まずは今回のイベントが実現に至るまでの経緯をお話してもらえますか?

中村貴子 去年の11月の終わりから12月の中旬までの2週間、2、3日に1回くらいのペースでライブを見ていた時期で。11月29日に渋谷duoで長澤知之さんの3人編成のワンマン、その翌週の週末には日本橋の三井ホールでカーネーションのワンマン。そのときは貴ちゃんナイトとは関係なく「なんて素敵なライブなんだろう。やっぱり大好きだ」って思って帰ったんです。もしかしたらあの頃、私の中で次の貴ちゃんナイトについて考え出したんじゃないかな。

―― なるほど。

中村 12月8日に下北沢CLUB251でTHE GROOVERS(『貴ちゃんナイトvol.4』出演)のワンマンがあって。キャパ制限はあるんだけど、スタンディングライブで、お酒も出してて、いつも通りすごく盛り上がった。終演後、店長さんと、コロナ禍の2年間のことやキャパシティのこととか、いろんな話をしました。今、思うと、あのタイミングで251に行ったことは大きかったかも。年末に制作スタッフに「来年も貴ちゃんナイトをやりたいです。状況は厳しいかもしれないけど灯は消したくないです」とメールしました。

―― 意識せずともだんだん今回のイベントの形が見えてきたわけですね。いつもはバンド2組と弾き語り1組の組み合わせですが、今回は3組ともアコースティックのイベントになりました。

中村 規制をすべてプラスに変換したいな、という想いからです。人数制限がある=空間にゆとりがある=ゆったりライブを見られて嬉しい。声が出せない=弾き語りは元々お客さんは大声は出さない、みたいに。私は国や都が規制しない限りはライブに行き続けてたけど、2年ぶりにライブハウスに来るお客さんも多いんじゃないかと思ってて、そのハードルを少しでも下げたかったっていうのもあります。なんとなくだけど、自分が見に行く側として想像したときに、バンドがたくさん出るイベントよりも弾き語りの方が安心感がありそう。ステージに立つ人数も少ないし、楽器の転換がないから舞台で動くスタッフも少なくてバタバタしないし。お客さんの人数が限られると、逆にフロアがひとつになりやすいから、アットホームであったかい雰囲気でやれたらいいなあ、と思って、アコースティックにしました。

―― イベントには直枝政広さん、長澤知之さん、西村晋弥さんの3組が出演しました。

中村 長澤さんには、ず〜っと出て貰いたいと思ってたんだけど、ひとりでもバンド以上のオーラがあって惹き込まれるし個性も強いから、バンドにとっても長澤さんにとっても良き相乗効果を生む組み合わせがイメージできなくてウズウズしてました。

―― なるほど。

中村 でも今回は弾き語り3組だから、音楽性とか気にしないでやれると思ったんですよね。長澤さんサイドにお声がけしたら、ありがたいことに快諾していただけて。長澤くんに「誰と一緒にやりましょうか?」って相談するところから始まりました。

―― 3組全部を事前に決めていたわけではない?

中村 貴ちゃんナイトは組み合わせを大事にするので、ひとりずつ決めていきます。その人が出られないとなると、そのまた次の人も(人選が)変わってくるから。

―― 次は誰に声をかけたんですか?

中村 以前、長澤くんと世間話のような感じで「対バンしてみたいバンドとかある?」って聞いたら「カーネーション!」って。

―― 次は直枝さんなんですね。

中村 でも、カーネーションは、2014年の貴ちゃんナイトvol.6に出て貰ったから無理だなぁと。重複しないルールはないけど、今まで2度出たバンドはいなくて。だけど「今回はバンドじゃないから直枝さんに出て貰える!」と。

―― 弾き語り効果だ(笑)。

中村 直枝さんは、長澤さんのラブコールに応えてくれたかたちです。

―― 美しい展開ですね(笑)。

中村 長澤くんは10年前に直枝さんに会ってるんだけど、自分のことは覚えてないだろうから「はじめまして」って挨拶しようと思ってたんだって。ところが直枝さんから「長澤くんとは10年前の北海道以来ですね。久しぶりの共演、楽しみにしています」というメールが来たんです。

―― おお、さらに美しい展開が(笑)。

中村 素敵でしょ? 個性的な長澤くんに続いて演奏して、イベントのトリを務めて貰えるミュージシャンっていうことを考えても、直枝さんならもう完ぺき!ステージに出てきた瞬間、直枝さんの世界観に染めてくれるから。

―― 存在感がありますからね。

中村 ハンパない。

―― 雰囲気がジェダイ・マスターみたいですからね(笑)。

中村 確かに(笑)。あらゆるスキルが高いし。けしからんくらい色っぽいし。今回の貴ちゃんナイトはアットホームと言いつつもオープンな感じじゃなくて、濃くてコアな空間だったと思ってます。

―― 最後が西村さんなんですね。

中村 貴ちゃんナイトを始めて間もない頃にシュノーケルにオファーしたんです。そのときはスケジュールがどうしても合わなかった。西村くんもドラムの山田(雅人)くんも『ミュージックスクエア』(NHK FMで95年〜2000年まで、中村貴子が担当していたラジオ番組)のヘビーリスナーだからものすごく残念がってくれて。その後も出て欲しいと思いつつ、そこが貴ちゃんナイトの難しいところでピタリとくる組み合わせがイメージできないまま、何年も経っちゃった。

―― それが今回はハマった、と。

中村 西村くんがデビュー前に福岡のライブ喫茶「照和」にレギュラー出演していた頃の仲間の長澤くんが決まり、『ミュージックスクエア』にたくさん出て貰っていたカーネーションの直枝さんが決まり、もう西村くんしかいないな、って。今回のキーマン長澤くんからのリクエストとも合致したのでお声がけしました。

―― 西村さんはいい個性を出してましたよね。

中村 でしょ?でしょ?



―― ちょっと好きになりました(笑)。

中村 始めて観たお客さんからも西村さんのことが好きになりました、という声をいただいていて。西村くんの天真爛漫さとラジオ愛とポップなメロディがあの日のイベントのカラーを決めてくれたと感謝してます。トップバッターってすごく大事だから。特に今回はファン層がほぼ被ってなくて、どの出演者のファンの方も「あとの2組を初めて観る」パターンが多かったんじゃないかな。もちろん私とよく似た好みの方もいるとは思いますけど。

―― そういう意味でもリラックスしたムードを上手く作ってくれた西村さんの貢献度は高い。

中村 でも実は西村くん、むちゃくちゃ緊張してたんだって。

―― あ、そうなんですか。

中村 イベントを観に来ていたシュノーケルの山田くんが終演後に教えてくれたんです。あまりにも緊張しているから、ステージの袖までついて行って、シュノーケルのライブ前に必ずやる恒例のアクション…具体的に何をするのか聞かなかったんだけど…緊張をほぐすために、それをやったんだって。

―― ライブを見る限りとてもそんな感じじゃなかったですけどね。

中村 私も、めっちゃ楽しいそうだし堂々としてるしさすがだな、って思って見てたからビックリ。でも緊張を感じさせない西村くんがかっこいいな、と思ったし。付き添っていた山田くんも優しいな、と思ったし。なんかバンドっていいなあ、って。

―― ははははは。

中村 思わない?

―― いや、この話、めちゃくちゃ面白いです(笑)。

中村 可愛くない? 愛おしくない? 前回のBillboardで開催した貴ちゃんナイトのインタビューの導入部分に、森内さんが「貴ちゃんナイトには独特の緊張感がある」って書いていて、緊張感なんてある?って思ってたんだけど、今回の西村くんの話を聞いて、あ、そうなのか、と思って。

―― ライブハウスのイベントは多少なりとも気心の知れたバンドと組むことが多いと思うんですよ。それか音楽の方向性が同じとか。ところが貴ちゃんナイトはそうはいかないですよね。今回も音楽性が違う3組の共演だし。しかも自分に多大な影響を与えたラジオのパーソナリティが主催しているとなると、それだけでも普通のイベントとは緊張の度合いが違うというかね。しかもその貴ちゃんに演奏を見られているというね。

中村 そういえば直枝さんに「中村さん、どこでライブを見ますか?」って聞かれて「後方の正面から見ます」って言うと、「中村さんに見られると緊張するんだよな」って(笑)。いつもカーネーションのライブを見に行ってるのに?って、わかんなかったんですけど。確かに袖にいるとやりにくいかもな、とか。

―― 貴ちゃんナイトは独特な空間なんですよ。

中村 出演者が決まる前からチケットを買ってくれたお客さんが目の前にいるイベントだからかな。

―― それだけでも普通のイベントとは環境が違いすぎますね。いい意味でしびれるイベントではありますよね。しかも地方からやってくるお客さんもいるわけですからね。

中村 今回も福岡県、愛知県、広島県、兵庫県……。

―― 大きな会場でのライブとか周年のライブとかフェスなら地方から来るのもわかりますけどね。

中村 音楽が大好きで耳も肥えたライブフリークがリピート参加してくれてる。

―― それだけ見る価値のあるイベントだという認識がお客さんの中にもできてるんでしょうね。

中村 だとしたら、とても光栄です。でも、毎回、出演した皆さんはリラックスして楽しんでいるように見えるんだけどなぁ。

―― 逆にそういう緊張感のある環境だからこそ、いいパフォーマンスになってあらわれているんだと思いますよ。

中村 ピリピリした緊張感じゃなくて?気合いみたいな?

―― そうそう。

中村 ありがたい!私はただただ見たい人を見たい組み合わせでやってるだけなんだけど。

―― 西村さんの次は長澤さんが登場しました。

中村 ご本人もイベント前のインスタライブで、自分は人見知りなんだけど、直枝さんと西村くんと一緒にやれるし、貴ちゃんもいるから大丈夫だって(笑)。長澤くんは出演者を一緒に決めてくれたキーマンでもあるけど、自分の感覚にとても正直な人なので。その長澤くんが心から楽しみにしてくれて、当日も心から楽しんでくれたら、このイベントは楽しいものになると思ってたから、本当に嬉しい。



―― 長澤さんの選曲はどうでしたか?

中村 曲順や組み合わせが珍しいセットリストだったのかなって。記憶力が悪いので自信ないですけど(笑)。私も引きこもり体質で、長澤くんと同じく、親がクリスチャンっていう環境で生まれ育ったから、モノの見方だったり共感できる部分が多い。いろいろ考えてくれたのかもしれないけど、長澤くんが、あの日あの場所で歌いたい曲を歌ってくれたんだと思っています。それは直枝さんも西村くんも。

―― セットリストについて、貴ちゃんの方から何か伝えたことはあるんですか?

中村 今回も本編に関しては何もリクエストしてません。それに、3組とも、弾き語りのときは、その場で歌う曲を決めていくスタイルなので、貴ちゃんナイト史上初めて仮のセットリストすら作成してない。誰が何を歌うのかを全く知らない状況だったから、すごくワクワクした。これがバンドだと照明などの関係で白紙でやるわけにはいかない。そういう意味ではバンドが出るときよりも自由でサプライズ感満載のイベントになったと思う。

―― 直枝さんのライブには松江潤さんが飛び入りしました。

中村 持ち時間もフンワリしか決まってないし、セットリストも決まっていないから、直枝さんは松江さんに「1曲一緒にやらない?」って持ちかけてくれたんだと思うし。そのときの松江さんのMCを再現すると、前日に長澤くんから「明日、松江さんとライブに出ます」というメールが来て「これは何のプレッシャーなんだ?」と思ってたら「間違えました、直枝さんでした」って(笑)。「テンションが上がって直枝と松江を間違えた長澤くんは可愛いね」って話をお二人がしてました。

―― そうやって長澤さんに誘われてイベントを見に来ただけの松江さんは直枝さんにプレッシャーをかけられるという(笑)。

中村 ぶっつけ本番なのにハモまでつけて素晴らしいセッションでしたね。松江潤さんはカーネーションも長澤くんのサポートもやっているし、直枝さんのステージに松江さんが出てくれたことによって、長澤くんと直枝さんの点と点が線で繋がる瞬間を目撃できて、とってもスペシャルなプレゼント。

―― 本当のサプライズでした。

中村 貴ちゃんナイトは組み合わせ重視なので、出るって決まっているゲストを内緒にしてサプライズで登場させるイベントじゃないと思うし、発表している3組にも失礼にあたると思ってるから。松江さんの出演はミラクルですよね。長澤くんが終演後のインスタに「直枝さんのライブに飛び入り松江さん。僕が高校生のときに買ったギターを弾いてくれてさ それがなぜだかまた凄い嬉しかったんだよなー」って書いてて、それを読んでまた嬉しくなって。嬉しいが積み重なっていく天丼イベントだなって(笑)。それから直枝さんが4曲目にやった「ANGEL」。あれはラジオで3人にゲストで出て貰ったときに、長澤くんが「好きな曲なんです」って直枝さんに伝えた曲。それをさらっとセットリストに入れた直枝さん、粋だー。





―― 直枝さんのライブのあとにはアンコールセッションが行われました。

中村 ラジオ対談の収録後にいつも打ち合わせをするんです。セッションをやりますか、どうしましょうか、っていう話をしたときに、長澤くんが福岡の照和時代から西村くんが歌ってた「大きな水たまり」をやりたい、って口火を切ってくれたのね。そしたら西村くんが、だったら「マンドラゴラの花」をやりたい、って(笑)。10代の頃から同じライブ喫茶のレギュラーだったからこそ出てきた2曲。それを20年後に2人が一緒に歌うというエモいステージを見せてくれました。私もお客さんも、当時のことは知らないのに一緒に思い出の旅をさせて貰った感覚。照和に行ったこともないくせに「懐かしい!」みたいな(笑)。

―― 当時、シュノーケルは西村さんのソロプロジェクトだったんですよね。

中村 その「ひとりシュノーケル」を見に行ってたのが、後にシュノーケルに入る2人。今回、見に来てくれた山田くんは照和時代から西村くんの音楽のファンだったから、当然、長澤くんの照和でのライブも何度も見てる。なので、西村くんがMCで「山田くんは膝から関節が外れて崩れ落ちるくらい感動してるはず」って言ってました。

―― それもまた物語ですね。

中村 2曲ともめちゃめちゃいい曲だし。「大きな水たまり」はシュノーケルのデビューシングルで、「マンドラゴラの花」は長澤くんのファーストアルバム『JUNKLIFE』に収録されてるんだけど、デビュー前の10代のときからあんなクオリティの高い曲をたくさん歌ってたわけじゃない? そりゃメジャーデビューするわなって思った。





―― そこに直枝さんが入ってカーネーションの「60wはぼくの頭の上で光ってる」を3人で演奏しました。

中村 これは西村くんからのリクエスト。「大好きな曲なんですよ」って直枝さんに語ってたんです。その熱い思いでナンパ成功(笑)。カーネーションのセッション曲の定番と言ったら「夜の煙突」なんだけど「夜の煙突」できない問題っていうのがあって。

―― それはどうしてなんですか?

中村 8年前に貴ちゃんナイトに出てもらったときに、中村一義くんたちと一緒に「夜の煙突」をセッションしたから。

―― たしかに同じことをやるわけにはいかない。

中村 西村くんが「60wはぼくの頭の上で光ってる」をリクエストしてくれて助かりま した。

―― 西村さんは昔からこの曲が好きだったんですかね?

中村 シングルにもなってないんだけど。この曲は1997年9月リリースのアルバム『booby』の収録曲で、当時、私が担当していた『ミュージックスクエア』でよくオンエアしてた。ラジオから流れてくるこの曲を当時、宮崎県に住んでた15歳の西村少年が聴いてくれてたのかなぁ、と。

―― それもまた物語ですね。2022年にその曲を直枝さんと一緒に歌うわけですね。しかも曲をオンエアしてたパーソナリティのイベントで。

中村 直枝さんのセットリスト、90年代後半にリリースした曲も多めで、意識して選んでいただいたのかなぁと思ってて、そのあとアンコールで改めて「60w…」を聴いて、そういえばあの番組でめちゃめちゃかけてたわ、って。

―― この曲の演奏のときに西村さんはフライパンを叩いていましたよね。

中村 西村くんにピッタリな役(笑)。セッション曲が決まってデータを送る際に、1997年11月の渋谷公会堂のライブ映像も渡しました。サポートメンバーのロベルト小山さんが白いテープで「60w」って貼ったフライパンを持って、スティックで叩いているんですけど、それ、カーネーションのベースの大田譲さんちのお古。今回も西村くんが家で使っているフライパンを持ってきて貰いました。新品だと意味がない。



―― ははははは。そういう仕掛けもあったんですね(笑)。

中村 それは直枝さんとカーネーションのコアなファンの皆さんがクスッと笑っていただけたら充分だったんだけど。

―― 貴ちゃんナイトにはいろんな物語が潜んでる(笑)。

中村 担当パートの振り分けがあるから、西村くんがフライパンを持ってきてくれるって決まってすぐに直枝さんと長澤くんに連絡。長澤くんのギター、完璧だったし、長澤くんと西村くんのコーラスも完璧で。3人で本当に楽しそうに演奏してくれて幸せ。

―― いいセッションでしたね。

中村 あらためて直枝さんの発想や歌詞やメロディを「本当に素敵だな」と思ったし、長澤くんと西村くんは20歳以上も若いけど、直枝さんは同じミュージシャンとしてフラットに接していただいて。懐の深さに感謝してます。イベント全体に言えることだと思うんですけど、作られた、お飾りのよいしょではなく、真のリスペクトがある。それが直枝さんにもちゃんと届いたから、楽しんでいただけたんじゃないかな、と思っています。

―― 今回も面白いイベントでした。

中村 ありがとうございます!でも、貴ちゃんナイトって、申し訳ないけど、お客さんを楽しませようとは思ってないんです。そんな偉そうなことは私には考えつかない。できるわけがない。まずは主催者の私自身が楽しい!と思えるイベントにしたくて、さらに出演者の皆さんが楽しい!と思って、ライブをやっていただいたら、音楽が大好きなオーディエンスの皆さんも楽しい!って思っていただけるんじゃないかな、って思いながらやってます。


セットリスト
西村晋弥 (シュノーケル)
M1.誓い
M2.波風サテライト
M3.Love Me Shelley
M4.絶対的恋愛ヒエラルキー
M5.走馬灯
M6.君に響け
=====
長澤知之
M1.ボトラー
M2.あああ
M3.ソウルセラー
M4.マカロニグラタン
M5.15の夏
M6.されど木馬
M7.ゴルゴタの丘
M8.蜘蛛の糸
=====
直枝政広 (カーネーション)
M1.センチメンタル
M2.マーキュロクロムと卵の泡
M3.LOVERS & SISTERS
M4.ANGEL
M5.SUPER RIDE
M6.コズミック・シーのランチ・タイム with 松江潤
M7.JUICY LUCY
=====
EN1. 大きな水たまり(オリジナル:シュノーケル)西村晋弥 X 長澤知之
EN2. マンドラゴラの花(オリジナル:長澤知之 )長澤知之 X 西村晋弥
EN3. 60wはぼくの頭の上で光ってる(オリジナル:カーネーション)直枝政広 X 長澤知之 X 西村晋弥

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