2022.03.25 upload
SA インタビュー
これだけ状況が悪かったらさ、クサるのはいくらでもできるんだよ。だけど、上がってかなきゃさ、やってる意味がないもんね
―― TAISEI
2022年3月25日、SAがNEW SINGLE+DVD『NEW FIRST STEP』をリリース。この作品には新曲「NEW FIRST STEP」と「DRAWING YOUR FLAG (Japanese Ver)」と2002年と2021年のライブ映像とアコースティックライブの映像が収録されている。前回、TAISEI(Vo)にインタビューしたのが「HOORAY! OORAY!」のリリース時の2021年4月のこと。インタビューを読んでもらえればわかるが、この1年の間でSAににはいろんなことが起こった。その苦境からどう立ち上がろうとしたのか。その答えのひとつが「NEW FIRST STEP」という曲だ。なぜシンプルでわかりやすいメッセージのパンクナンバーがSAに必要だったのか。なぜ今、歌う必要があったのか。MATCHAN脱退から3人で20周年を迎えるまでのいろんな出来事を含め、TAISEIに訊いた。
●取材・文=森内淳
―― ちょっと会わないうちにいろいろありましたね。
TAISEI 前の取材のときにあれだけハッピーな感じで「いい作品だ」って⾔ってくれてね。もうとんだことになりました。
―― その辺の経緯については訊いてもいいんですか?
TAISEI 全然いいです。
―― この間に起こった一番のトピックはMATCHANの脱退でした。その辺りの経緯について聞かせてもらってもいいでしょうか。
TAISEI 「HOORAY! OORAY!」(2021年4月)のときもコロナ禍だったんだけど、あれを出してから、俺らなりにアクションを起こそうとかいろいろやろうぜ、ってなってたんだよね。ところが緊急事態宣言が出ると、途端に止まっちゃうだよ、いろんなことが。去年はそれがひじょうに多かったんだよ。ツアーも切って、さぁやるぞ、って言って、ツアーファイナルが渋谷クアトロだったんだけど、その前に緊急事態宣言が出ちゃったんだよ。それで止まっちゃって。それで6月くらいまで何もできなくなったんだよ。さすがに俺も折れたんだけど、1ヶ月は折れるだけ折れよう、と気持ちを切り替えたんだよ。その代わり6月からは徹底的にやるぞ、っていう気持ちでいたんだけど、まぁメンバーの心が折れてたね、ボキボキに。
―― 2021年の6月は、まだライブやフェスに対して世間は冷たい視線を送ってましたからね。
TAISEI すごく感染者数が増えたんだよね。それで俺が8月にコロナになるんだけど、あのときの感染者は5千人くらいだったけど、当時はオミクロンじゃなくてデルタ株だったからね。それで、みんながびびっちゃって。メンバーの心が折れてるなかで、疑心暗鬼とか責任転嫁とか、いろんなものが入り乱れちゃったんだね。
―― 世間もあらゆるイベントに対してネガティブになってましたからね。
TAISEI ネガティブになってた。
―― そんななかでドラムのMATCHANが脱退してしまったんですね。
TAISEI MATCHANはコロナでバンドが動けないことが気になってしょうがなかったんじゃないかな。自分は何かやりたいんだけど、メンバーは何もやらない、みたいに映っちゃったのかもしれないね。そういうのが大きかったと思うんだよね。で、もうぐちゃぐちゃになっちゃって、もういい、終わろう、っていう感じで。
―― 結局、コロナ禍の状況がきっかけなわけですね。
TAISEI あとね、MATCHANが入ったときに、俺がしゃにむになりすぎたっていうのもあるんだよね。
―― というと?
TAISEI 前のドラマーが18年くらいやってるなかで辞めて、新しいドラムになったときに、ガラッと変えなきゃ駄目だ、みたいな。そういう責任感を背負い込んじゃったのね、俺が。新しいドラマーが入ったからドキュメンタリーを作ろう、作品を作ろう、うわーっとバンドを動かしてどうとかってやったのが、去年の6月にそういうことになって、一回スポンと切れちゃったんだよね。
―― バンドをやろうという熱量と何もできなくなった状況の落差が激しかったんですね。しゃにむにならずに余裕を持ってSAをやってれば結果は変わったかもしれないですね
TAISEI だから、今はもうちょっと楽にSAをやりたいな、って考えるようになった。
―― NAOKIさんとKENさんはどうだったんですか?
TAISEI NAOKIやKENが俺に不信感を抱いたら、たぶんバンドは崩壊しちゃってたと思う。やっぱ20年一緒にやってるとさ、嫌なところを見ることもあったとはいえ、音楽をやってるんだからさ、そこは尊敬し合っているところがあるんだよね。意思疎通がもともとできてるし、ぶっちゃけたことも言えるし。MATCHANに対しては俺たちがどこかで気を使ってきたようなところもあるしね。SAに入ってくれてありがとう、みたいなね。俺らの危機を救ってくれてありがとう、みたいなところがあったから。ただね、「俺たちは何をやってるんだろう?」っていう気持ちにはなったよ。「HOORAY! OORAY!」と「ラストロード」という曲を作って、もう一度やるか、って気持ちのところで、腰を折られた感じがしたからね。
―― それでよくリスタートできたなあ、すごいなあ、と思うんですが、ドラムを入れずに始めたのはどうしてなんですか?
TAISEI またメンバーを入れてさ、4人です、って言うのも面倒くせえだろう、っていう。「GLAYみたいでいいんじゃねえか?」って(笑)。「いいじゃん、3人で」って。なんか3人ともそんな気持ちだったね。とくに去年はそういう気持ちだった。
―― 今はライブごとに違うドラマーが叩いている?
TAISEI 限りなくパーマネントなかたちで、 “ANNY”HAYASHI が叩いているんだけど。彼はね、もともと初代のドラマーが辞めたときに、別に募集をかけたわけじゃないんだけど、SAをやりたいんですけど、って、NAOKIに電話をかけてきたんだよ。だけどそのときにはもうMATCHANが入ることが決まってたから、「申し訳ないね、決まったんだ」って話して。ところがMATCHANがいなくなっちゃったから、逆にこっちからNAOKIを通してオファーをしたんだよね。
―― TAISEIさんもANNYさんしかいない、という感じだったんですか?
TAISEI 俺は彼のことを知らなかったんだよ。
―― あ、そうなんですか?
TAISEI だから、ちょっと不安ではあった。プレイも⾒たことないし、⼈間性もわかんないし。だけど俺のなかではもう事切れてたから「いいよ、もう、そこそこ叩ける⼈だったら誰でもいいよ」みたいな感じになってて。
―― なるほど、そういう感じだったんですね。
TAISEI それで彼がずっとやってるわけなんだけど、これがね、想像以上によかったんだよ。今年46歳の男で、ロックンロールとかパンクとか⾳楽に対する考え⽅が俺と同じというか。彼はスタジオミュージシャンみたいなこともやってるし、いろいろ⾳楽を幅広くやってる男だから、SAにすごく合ってて。これ、パンクっぽくやりたい、とか、この曲はスカっぽいんだ、この曲はこういう気持ちなんだ、っていうところで⾳楽をやってる男だから、SAの間⼝がすごく広がった。
―― SAの⾳楽の間⼝は広いですからね。
TAISEI ANNYは俺がやりたかった⾳楽の世界観をすごく具現化してくれるんだよ。そうなるとKENもNAOKIも燃えてくるわけよ。俺が具現化したい⾳をドラムのANNYが正確にやるから、それに合わせなきゃいけないじゃん。例えばモータウンサウンドっぽいアプローチだったりすると、それをドラムで具現化してくれるから、、俺たち3⼈も「なんちゃってモータウン」の演奏じゃもう満⾜しないんだよね。
―― SAの楽曲はパンクもあればロカビリーもあればモータウンもあれば……
TAISEI フォークみたいなバラードもあるからね。だからね、パンクバンドでいなきゃいけない、とか、強くなきゃいけない、熱くなきゃいけない、っていうことよりも「ラストロード」の歌詞じゃないけど、もう最後の道なんだから、熱くなるところは熱くなって、クールなところはクールで、柔軟なところは柔軟で、という気持ちで「SAのパンクロック」っていうものを表現していきたいな、と思うんだよね。それこそバッド・メサイアのときだって、いつも実験をやってたんだよ。俺、⾳楽で実験するのが⼤好きで、このバンドがこういう⾳楽をやったらどういうふうに⾒えるんだろう、とか、こんなことを歌ったらどうなんだろう、とか、実験を繰り返して⾳楽をやっているような気がするんだよね。⽇本のパンクバンドはセックス・ピストルズやハードコアだったらディスチャージからスタートしてる⼈たちが多いんだけど、俺はもともとロックンロールやロカビリーから⼊って、そのあとにパンクに出会ってるからね。そういうところにいるつもりは⽑頭ないんだよね。これはもうずーっと⾔い続けていることだけど。
―― ⾔い続けてますよね(笑)。
TAISEI SAもNAOKIが⼊ってKENが⼊ってやりだしたときは、俺の⾔いたいことが歌詞のなかで増えていけばいくほどね、「え!?」って感じはあったんだよ。
―― 具体的にはどういうことですか?
TAISEI 「そこまで⾔うの?」とか「こういう歌詞は恥ずかしいな」とか。
―― ああ、なるほどね。
TAISEI ところが、だんだんファンがそれを受け⼊れて「泣けます!」とか「⼒をもらいました」ってなってくると、NAOKIもKENも「あ、そうなんだ?」って気づいたところはあったと思う。最初はやっぱり恥ずかしかったと思うよ。「勝ちに⾏こうぜ」とかさ、「上へ⾏こうぜ」とか「絶対負けねえ」とか。だけど、SAを⾒に来たお客さんみんなが「そうだよな!」って思ってくれたんだよね。
―― そうやって歌詞もサウンドも間口を広げてきたことを考えると、ANNYさんの存在はバンドにとって大きいですね。
TAISEI さすがプロの仕事をやってる⼈間だなあ、っていうのはあるね。今までのドラマーはパンクから⼊ってたけど、ANNYはいろんなミュージシャンのサポートもやってるから、とにかく間⼝が広いんだよね。SAの昔の曲とか、これから作る曲とかでも、演奏がどうなるのか、すごくワクワクするんだよ。正式メンバーではないんだけどね。
―― そこは3⼈にこだわるわけですね。
TAISEI そこも流動的なんだよ。例えば、来年の今頃、「そろそろ正式メンバーでやるか?」という話になれば、全然、俺はいいと思うし。SAのライブを⾒に来ている奴らもドラムが “ANNY”HAYASHIっていうことは認知してるしね。そういう感じでいいのかな、という気はしてる。それからね、さっきも⾔ったけど、MATCHANが⼊ったときのトラウマじゃないけど、俺がガツガツすると後で下⼿こくな、っていうのもあるし。しなやかにやってもいいのかな、というね。それは⾳楽に対してもそうでね。そんな感じになってきたね。
―― そのSAが3⽉25⽇に作品をリリースします。
TAISEI もうちょっとゆるくやろうよ、っていう⾃分と、もうひとり、めちゃくちゃむかついてる⾃分がいるわけよ。絶対、やってやるぞ、この野郎、っていう。ライブができなかったりメンバーがごちょごちょってなったりしたことに対するむかつきっていうかね。ずーっとコロナ禍にいるなかで、いつまでもコロナだからなあ、っていうのは去年で終わろうぜ、っていう。やるしかねえだろう、って。とくにこの3⼈が出会って今年で20周年なんだよね。
―― 現メンバーでSAが出した最初のアルバムが2002年の『GREAT OPERATION』でした。
TAISEI 周年なんか関係ないよ、っていうバンドもいるけど、俺らは35歳から始めてるんだよ。35から始めた20年と⾼校の友だちで始めたバンドの20年とはワケが違うんだ、っていう。もう⼤⼈になってから始めてるんだ、っていう。そのなかで勝つだの負けるだの伸し上がるだの⾔ってきた、っていうところのプライドっていうか、それはあるからね。そういうのもあった上で、むちゃくちゃむかついてる俺が「よし、作ろう!」って。
―― 新曲「NEW FIRST STEP」にはどういう思いをこめたんですか?
TAISEI SAはいろんな音楽をやってきたんだけど、決してやり尽くしたという感覚はないんだよね。だけど20年経って、もう一回俺のスタートだった言葉とかサウンドとか、ものすごく単純な、ともすれば単純馬鹿な幼稚な曲みたいなものを、ここで俺はやりたいな、と思ったんだよ。「NEW FIRST STEP」というのも中学英語みたいで、曲のあり方もガキの頃に聴いたパンクのオマージュ的な部分を盛り込みたかったんだよね。遠回しのこねくりまわしたサウンドなんかいいよ、ズドーンとまっすぐ、みんなで歌ってシンガロングで、みたいな曲は今しかやれないな、と思った。次にアルバムを作るときにはいろんなサウンドを探求しながらやると思うんだけど、シングルはこうしたかったんだよね。
―― コロナやメンバーの脱退で混乱しているバンドの状況のなかにあって、こういうブライトな曲が出てきたことで、少し安心したというか。SAは大丈夫なんだな、と思いました。
TAISEI そう思ってくれたらありがたいね。「こんな曲がやれるんなら、あんまりクサってないな、こいつら」って思ってくれれば嬉しいよ。だってさ、これだけ状況が悪かった
らさ、クサるのはいくらでもできるんだよ。だけど、上がってかなきゃさ、やってる意味がないもんね。歌詞を読んでもらえればわかるけど、コロナ禍なんか終わって、みんなでわーっと歌えて、モッシュやダイブもできるようになるから、っていう歌詞だから。
―― またあの頃のように戻れる、という歌ですよね。
TAISEI そう思ってないとやってらんない。
―― それに加えて「新しい第一歩」というのはバンドのことも示唆していて。しかしSAは何度も第一歩を経験するバンドですよね(笑)。
TAISEI 第⼀歩を50歩くらいやってるよ、俺(笑)。こいつら、何回⽌まってるんだ?って話だよね。だけど、⾛り続けたり歩き続けたりしていても、誰もがどこかで振り返って
るわけだしね。そのたびに、また⼀歩⾏くか、っていうね。それがつらい⼀歩ではないんだな、もう。ワクワクする、っていうかね。それにさ、「コロナでたまんないよ、⾦もなくなっちゃうし、どうするよ?」っていう歌を誰が聴きたいのよ?って思うんだよ。そう思ってるんだったら、その気持ちに嘘をついちゃ駄⽬だよね。
―― しかしこの20年は平坦ではなかったですね。
TAISEI ずっこけることも多々あった。だけど、何年かに⼀回ご褒美がもらえるんだよ。アメリカツアーをやったりとか野⾳を成功させたりとかメジャーに⾏くとか、なんかご褒
美がたまにあるからやめられないという。なんかギャンブルみたいなもんよ。たまに当たっちゃう、みたいな。
―― いいときも悪いときも、ありのままをさらけ出してきたところに、ファンも共感しているんでしょうね。SAの紆余曲折を共有しつつ、SAと一緒に自分の難局をも乗り越えていく、みたいな。
TAISEI 画⾯の向こうの⼈、ステージの上の⼈、⼿の届かない⼈っていうロックミュージシャンというのはデヴィッド・ボウイひとりでいいと思うのね。それ以外はブルース・スプリングスティーンじゃないけど、「俺たちのボス」みたいに、すぐそばにいてくれて、「お前と俺の歌を歌ってるんだ」っていうものであるべきだと思うんだよね。⼿の届くところで、⽬の前で、唾がかかるところで尊敬されたいというか。それが俺の最後のロックンロール⼈⽣なのかな、って思う。
―― 「NEW FIRST STEP」のカップリングが「DRAWING YOUR FLAG」の日本語バージョンです。
TAISEI 俺ら3人が一番最初に作ったアルバム『GREAT OPERATION』の収録曲なんだけど、このアルバムは全曲、英語詞なんだよ。それがこの20年のなかの最大の俺の後悔なの。「なんで英語詞にしたんだよ?」って。そのアルバムのなかでこの曲は一回もライブでやっていないんだよ。
―― そんな曲があるんですね。
TAISEI この20年、⼀度もやってない。⼤好きな曲だったのにね。メンバーは「やろうぜ!」って⾔ってたんだけど、英語詞でこの曲を歌いたくなかったんだよ。もちろん俺が
作った曲だし、すごく好きな曲だったのに、ずっとやらずにいたの。
―― その曲をなぜ今回リリースしたんですか? こうなると当然、ライブではやるわけですよね?
TAISEI もともとリリースされた作品の歌詞を変えるっていうことにも抵抗があったんだけど、日本語詞にするのは今しかないな、と思ったのね。『GREAT OPERATION』をずっと聴き込んでいる奴は日本語になった時点で「なんだよ!」って思うかもしれないけど、今の俺のモードはそこだという。あのね、歌詞のなかに「君(きみ)」っていう言葉が出てくるんだけど、SAで「君」っていう言葉を使うことは意外に少ないんだよね。「お前」とか「俺たち」とか「俺とお前」ってなるんだけど「君」っていうワードを使いたかったんだよね。それはファンに「君たち」って言える関係性になれた、っていうのもあるし、もっと言うと、この「君」というのは「俺」だったりするんだよね。「君はまだやれるだろう?」って俺が俺に対して言ってるというか。「君だけの旗を描けよ」っていうのは、自分に歌ってるんだよ。
―― たしかにTAISEIさんやバンドにとっては、今、必要なメッセージですね。
TAISEI この状況下で、この精神状態のなかでもう⼀回⾃分のケツを叩かなきゃな、というね。
―― それから、この作品にはDVDも封入されていて2002年のライブ映像が8曲、2021年のライブ映像が22曲。そしてアコースティックライブ映像が3曲入っています。
TAISEI 2002年にいかに我々が怒ってたか、怒りながらライブをやってたのかがわかるね。2021年のライブは20年を経た俺らがどれだけリラックスしてライブをやれるようになったのかというね。その温度差を⾒てもらえると嬉しいな(笑)。
―― ミュージシャンとしての成⻑をね。
TAISEI そうそう。成⻑を⾒てくれると嬉しい。
―― 今年はこの他にどういう展開を考えているんですか?
TAISEI まず3⽉25⽇からツアーをやるんだけど、2002年から10年で区切って、その間に出した作品を中⼼にしたライブをやろうと思ってる。それで、次のツアーは後半の10年の作品からやる、みたいなね、そういうライブを考えている。年末は、この20年で切磋琢磨したバンドと対バンツアーをやれればいいな、と思ってて、来年頭に20周年の集⼤成のライブをやって、アルバムを作ろうかな、と。
―― 来年の新作に向けてのアイデアはあったりするんですか?
TAISEI 曲はたまってるね。このコロナ禍ですげえ作ったからね。だから弾はある。こういうところで創作意欲がわく奴とわかない奴がいるとの差が出てくるなあ、とは思うよね。
―― 曲を作れてる⼈はそういうふうに⾔いますね。
TAISEI 作れねえって⾔ってる奴の気が知れないもん。作れるでしょ、だって。もっとこういうことやりたい、とかもあるしね。今、作ってる曲は本当にいろんな⾳楽をグローバ
ルに吸収してると思う。何だったらバッド・メサイアみたいな曲もあってもいいのかな、と思うし。こないだのインタビューじゃないけど、そういう気持ちになってるよ。バッド・メサイアの曲をこの3⼈でやったらバッド・メサイアにはならないしね。そこはもう全然、期待していいんじゃないかな。
―― 創作意欲が湧き上がってますね。
TAISEI そういう気持ちを切らさずにいられるのがよかったなあ、とは思ってるよね。
© 2022 DONUT
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INFORMATION
NEW SINGLE+DVD『NEW FIRST STEP』(ライブ会場+通販限定)
2022年3月25日リリース
収録曲:
【CD】
1. NEW FIRST STEP
2. DRAWING YOUR FLAG (Japanese Ver)
【DVD】
1. Live2002(全8曲)
2. Live2021(全22曲)
3. アコースティックライブ(全3曲)
■販売サイト:https://saweb.official.ec/items/60464763
■SA20周年記念特設サイト:http://sa-web.jp/20th/
ライブ情報は公式サイトで確認してください。
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