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2022.03.17 upload

山中さわお インタビュー
すごく気に入っているんですよ、このアルバム。『Muddy comedy』は『破壊的イノベーション』に並ぶくらい、いいのができたんじゃないかなって思ってます
―― 山中さわお

山中さわおが7枚目のソロアルバム『Muddy comedy』をリリース。ソロアルバムをリリースするのは1年4ヶ月ぶり。とはいえ、2020年からつづく精力的な活動は途切れることなく、ライブにリリースにやたらと動き回っている。最近では昨年11月にプレデターズの新作をリリースしたばかりだ。ソロアルバムは1年4ヶ月ぶりだが、作品としてはわずか4ヶ月でのリリースとなった。今作の特徴はオルタナティブロックというフィールド上で山中さわおを含めたバンド全員ががっつりタッグを組んで楽曲を表現しているところ。ソロアルバムでありながらバンドサウンドを極めた作品に仕上がっている。今回レコーディングに参加したのはソロツアーのメンバーたちだ。当初はミニアルバムの予定がフルアルバムとなったというから、彼らとのやりとりがさらに山中さわおの創作意欲を高めたようだ。タイトルにも抜き出したように、その結果、『破壊的イノベーション』に匹敵するくらい、いいアルバムができたと、本人も自負している。『Muddy comedy』のリリース日の2022年3月2日に、山中さわおに訊いた。

●取材・文=森内淳

―― 2021年はソロとピロウズのツアーをやって、予定していたプレデターズのツアーはコロナで中止になったんですよね。

山中さわお プレデターズはレコーディングだけですね。ああいうタイプのロックンロールなので、お客さんと間隔を置いてとか無歓声で、というライブはちょっと似合わないかな、っていうので、ライブはやめておこう、と俺が言いました。

―― リリースの方は相変わらず精力的です。

山中 ここ2年くらいリリースが増えて、同じようなことを言われるんですけど、(コロナ禍で)時間なんかいくらでもあるだろう、という。普段より暇ですから、あとはやる気があるのかないのか。あとは能力があるかないかじゃないですかね。

―― 山中さんの創作意欲は持続していたわけですね。

山中 創作意欲がなかったことは自分の人生のなかではないので、持続してはいますけど、もちろん、そのなかで調子の善し悪しはありますけどね。ただ何もしないで家で一日中酒を飲んで終わるのはつまらなさすぎて、スタジオで誰か音楽で遊んでくれないかな、っていうのがレコーディングへのスタートになってます。

―― 前回のインタビューでもおしゃってましたね。

山中 本来はいい曲ができたらレコーディングするというのが理想的な流れというか。「レコーディングをしたいから、いい曲がないのにレコーディングをやるっていうのはよくないよ」ということをデリシャス・レーベルの後輩たちにいつも言ってきたんですけど、この2年間はちょっと逆でしたね。今はライブがやれてますけど、最初はツアーを中止にされたりしていたので、とにかく音楽をやっていないと心があまりいい方向に向かわないので、「ちょっとしたアイディアの欠片みたいなものしかなくてもスタジオに行って、みんなでロックンロールを鳴らそう」という、レーベルの後輩たちに言っていたことと真逆のところから始まりましたね。

―― 結果、いい作品ができました。

山中 そうやって一歩踏み出してひとつ扉を開けると、やっぱりそこには何かが見えて「じゃどういう方向に進んでいこうか?」というふうにどんどん音楽が構築されていって、結果、気に入った作品ができたという。過程はいつもと違いますけど、結果には納得していますね。

―― まずメンバーを集めるところから始めたんですね?

山中 ここ2年くらいで始まったソロ・プロジェクトはベースが安西(卓丸)くんでドラムが千葉オライリー(THE BOHEMIANS)、ギターが木村祐介(ArtTheaterGuild)でスタートしたんですね。ただ、それでは(個々のミュージシャンのスケジュールが調整できないために)ツアーがまわれないということで、ツアーメンバーとして、ドラムの楠部真也(Radio Caroline)とベースの関根史織(Base Ball Bear)も加わったんです。そうやってAチームとBチームができたんですけど、それでツアーをまわって、よりこのソロプロジェクトが濃厚なものになったんですね。なので、今回はレコーディングもAチームとBチームで録ろうか、というところから始まったんです。ただ、最初はね、ミニアルバムを作るつもりだったんですよ。なんとなく4〜5曲で、AチームとBチームがそれぞれ2曲か3曲でレコーディングするから、という感じでお誘いしてスケジュールを組んでやってたんですけど、やっていくうちに曲が生まれて、もうちょっと増やすか、ってやっているうちに7曲とか8曲になって、じゃアルバムにするか、みたいな感じになりました。

―― まさに、扉を開けたら何かが見えた、という感覚なんですね。

山中 レコーディングがどんどん楽しくなっていったんですよね。だからソロアルバムのちゃんとした構想を持っていたというよりも、とにかくスタジオに入りたかったんですよね。スタジオに入って音楽を鳴らしていたいんですよね。だけど、いろんな誘いがないと友達は遊んでくれないんですよ。「最新のゲームソフトを買ったから家に遊びにこないか?」という感覚ですよね。「うちの母親が美味しいおやつを出すぞ」とか。それが最初の4曲で。そういう寂しいおじさんの話なんですよ(笑)。だけど、そうやってやったことが今回上手くいったかな。すごく気に入っているんですよ、このアルバム。レコーディングがスタートしたあとに生まれた詞と曲もちゃんと気に入っているし。ソロアルバムは今回で7枚目で、たぶん1位は『破壊的イノベーション』(2013年)だと思ってたんだけど、それに並ぶくらいいいのができたんじゃないかなって思ってますね。もちろんメンバーが活躍してくれたというのもあるんですけどね。

―― プレデターズとたまたまリリースが近かったから比べてしまうんですけど、プレデターズはロックンロールで、ソロはやっぱりオルタナなんですよね。

山中 そうなんですよ。プレデターズもそもそもはニルヴァーナのコピーバンドのような感じで始まったのでオルタナと言えばオルタナなんですけど、トリオのオルタナっていうのはどうしても、そのニルヴァーナ的なオルタナになっちゃうんですよね。だからピクシーズ的なオルタナをトリオでやるのは難しいんですよね。俺がベース・ボーカルだったらいいんですけど、ギター・ボーカルとしてはやりようがないんですよ。なので、どうしてもプレデターズはラモーンズ的なサウンドになっていくというか。本来、俺はギター2本のアンサンブルを考えるのがすごく得意で、今回のソロプロジェクトはもちろん祐介がギターをちゃんと考えているんだけど、2本のアンサンブルはやっぱり好きですね。ピロウズもそうだけど、一個しかバンドをやれないとなったら、ギター2本のバンドをやりたいなというのはありますね。

―― 毎月プレイリストを作っているので、最新の音楽をMUSIC1というネットラジオでずーっと聴いているんですけど、そこに登場する若手のオルタナバンドに共通する雰囲気がこの作品にはあるんですよね。山中さんは、最近の海外のオルタナバンドをチェックしてたりするんですか?

山中 まったく知らないです。

―― あ、そうなんですか?

山中 他人の音楽をアップデートしていないんです。自分で作品を作っているか誰かの作品をプロデュースして、音を仕上げていく過程で、自分が関わった音楽を聴くので終わっていますね。新しい音楽は聴いていないです。だからと言って閉じてるわけじゃないんですけど……うっかりしてます(笑)。

―― それは意外でした。

山中 レギュラーラジオをやっていたときには、ディレクターがいろいろかっこいいバンドを教えてくれて、それをオンエアしながら「自分も買ってみようかな」って思うんですけど、それをやってても追いつかないというか。未だにiPodClassicを使っているんですけど、iPodに1万曲以上入っているんですよ。それも全部は聴けてないんですよね。その1万何千曲のなかに絶対、俺が影響を受ける名曲とかアレンジがまだまだあるよ、と思って、新しいのはいいや、ってなったんですよ。おじさんになって「新しいのはいいや」ってセリフは言いたくなかったんだけどなあ(笑)、ちょっと言っちゃってるんですね(笑)。ただ、俺の場合、「新しいのはいいや」っていうのは「新しいものを認めない」っていう嫌な意味じゃなくて、荷物が重すぎて、両手もいっぱいだから、もう無理ですよってことなんですけどね。

―― 荷物がめいっぱいで整理できない(笑)。

山中 そう、整理できない。そっちの理由だっていうのを知っていただきたい(笑)。

―― 今作は最近の海外のオルタナバンドの雰囲気とリンクしている印象があったので、てっきりアンテナを張り巡らせているのかと思いました。

山中 メンバーに若い人がいますからね。俺より18歳下とか。真也だけは……いや、それでも10個くらいは下か。ギターの祐介なんか24個下ですからね。もう息子じゃないですか(笑)。彼らは新しい音楽を聴いているので、彼らのおかげじゃないですかね。俺はただ曲を書いているだけです。例えば2曲目の「Peacock Blue」はベースの安西くんのフレーズがメインになって、それがメインフレーズすぎて、祐介に「ギターはやることないね。コードでいいな」って言ったり、タイトル曲の「Muddy comedy」は史織ちゃんに「俺が今までやったことがないファンクのようなベースで」ってお願いして。「ベースが引っ張っていてほしいので、史織ちゃんに丸投げしていいですか? 真也と2人でリズムを決めてください」と言って、2人が決めたものにギターをのせるっていうね。それに「Muddy comedy」では、俺はギターを弾いていないんですよ。祐介がひとりで弾いて。ライブではハンドマイクでやるつもりなので。

―― 本当にバンドのような作り方ですね。

山中 とくに安西くんがベーシストというよりもプロデューサー気質で、ベースじゃないことにもすごくいっぱいアイディアを言ってくるんですよ。俺、ちょっとびっくりしたんだけど、「その世界はキミのものだ」のギターソロ明けかな。ここにAメロ、Bメロ、サビみたいな展開があるんですけど、安西くんが「Dメロじゃないけど、もう一展開、メロディと歌詞があった方がよくないですか?」とか、そこまで言ってくるんですよ。

―― それはすごい(笑)。

山中 「えー、本当に?」って(笑)。「じゃ今ちょっと考えるね」って言って。「安西くん、なかなかきびしいなあ」と思いながら考えて(笑)。でたらめな歌詞をのせてやったんですけど、そこが結果的に良かったりとかするんですよ。

―― 安西さんがプロデューサー気質だって話は前のインタビューでも出てきましたが、今作ではさらに加速してますね(笑)。

山中 「ベンジャミンの朝」も「アコギの使い方のアイディアがあるんですけど」と言って、俺の自宅までアコギを持って遊びに来て。

―― はははははは。

山中 「こういうふうにやったらどうですか?」とか言うんですよ。これ、高校生のバンドみたいじゃないですか。ギターを持って俺んちまで来るんですよ? ピロウズとはまったく違いますね(笑)。これは前から言ってるんですけど、本当にソロとバンドが逆転してて。山中さわおのソロ作品はバンドの作り方なんですよ。ピロウズは俺のソロみたいな作り方をしてるんですよね。俺がデモテープを作って「これをコピーしてくれ」って感じになっているんで、逆転してるんですよ。いいか悪いかはおいといて、完璧に自分の思い描いたものをやれてるのはピロウズなんですね。自分の脳内に思い描いたものを再現するという意味でね。化学反応が起きてるのがソロワークなんですよ。

―― 山中さんよりも若いバンドメンバーたちがこの作品に新しい風を吹かせているんですね。

山中 そう思います。

―― 今作は「その世界はキミのものだ」を作ったところから始まったそうですね。

山中 ポッドキャストですごい前に弾き語りで、全然、違うテンポで歌ったんですよ。

―― コロナ禍でいろんな意見が飛び交うなかで、自分の思ったことを信じろというメッセージにも受け取れます。

山中 最初はそうじゃなかったような気がするんですけど、結果、そうなっちゃいましたね。

―― 最初は違ったんですね?

山中 例えば、コーヒーが大好きな人がいて、俺みたいにコーヒーを飲まない人がいたとして、ここには優劣がないというか。途中の歌詞にも出てきますが、答えはひとつだけのものもあればそうじゃないものもある、っていう。それは俺が13歳くらいから53歳までずーっと思ってるテーマで、それを何度も歌ってるんですね。自分が気に入ったものに価値がある、っていう。

―― 山中さんにとってそれは大きなテーマなんですね。

山中 5つ上の兄がいて、兄は10代の頃に油絵を習っていて、絵画とかそういうことに、俺からしたら長けているという人なんですね。で、自分が小学校のときに見ていた画集にピカソの絵が載ってたんですよ。そのときにまったく意味がわからなかったんです。今はちょっと好きな部分があるんですけど、当時はピカソの絵に価値があるとはわからなかったんです。「なんでこの人がすごいの?」って兄に訊いたら、兄は「いや、さわおがすごくないと思ったら価値はないと思うよ」って言ったんですよね。そのときに「おお!」と思って。「さわおがいいと思ったものがいい絵で、よくわかんないな、と思ったものは、まわりが褒めても別に価値はないんじゃないかな」って。その言葉が子供の俺には衝撃的で。「ピカソが好きじゃなくてもいいんだ!」って。今はちょっと好きなんですけどね(笑)。そんな記憶がパッと出てくるくらいに俺にとっては大きいことだったんですよね。そういうことが積み重なってるのかな。

―― コロナ禍云々というよりもっと根源的なテーマが「その世界はキミのものだ」にはあるんですね。

山中 映画『コレクター』(※ザ・コレクターズのバンド名の由来になった映画)にもそのセリフが出てくるんですよ。毎回、泣いちゃう名場面なんですけどね。この映画は、主人公がアートスクールに通っている女の子を誘拐して監禁するんだけど、別に乱暴するわけでもなく、自分を好きになってもらおうとするんですよね。本当に頭のおかしい主人公なんですけど、この主人公が「そのピカソの絵はいいのかい?」って訊ねたときに、女の子が優等生のような返事をするんですよ。だけど「でも変な顔じゃないか」って言うんですね。それに対して女の子は反論するんですけど、「それは偉い人がそう言ったから、君はのっかっているだけだろう」と。「そういう奴が僕のことを馬鹿にするんだ」って急に激昂する場面があって、「いやー、これは俺だわ」って(笑)。

―― はははははは。

山中 ちょっとインタビューから離れますけど、例えば、M-1グランプリとか楽しみに見ていますけど、結局、お客さんのその場のウケとかに審査が影響されているじゃないですか。それは審査員もそういうふうにコメントしちゃってるしね。俺は、それは無しだろう、と思っているんです。だったら審査員なんかいらなくてテレビを見ている視聴者の人気投票でいいんじゃないか、って思うんですよ。プロが審査するんだったら、その場の客が笑わなくても、他にはないオルタナティブなものでオリジナリティがあって優れたものなんだっていうところを評価する方がいいんじゃないかな、って。審査員がいる前提なら。

―― クリエイティブなものに決定的な答えはないですからね。

山中 ただ、そこに甘えて、落書きを描いて「これがピカソだ!」っていうのは社会的な判断がくだるよ、っていうのはありますけどね。ピカソが13歳のときに描いたデッサンっていうのは「写真かよ?」って思うくらいのものですからね。これを超えてああなったっていうところに説得力があるわけでね。楽器ができないのにそれを鳴らして「これが芸術だ!」って言ってるようなのは嫌いですけどね。

―― 「Muddy comedy」という曲がアルバムタイトルになりました。このタイトルを選んだのは?

山中 曲のタイトルが気に入ると、それがアルバムタイトルになるというだけで、アルバムタイトルを「イザベルの朝」とはしないかな、という(笑)。

―― ちょっと皮肉っぽいタイトルがこのアルバムを象徴しているようにも思えたし、すごく山中さんっぽいな、とも思いました。

山中 そうですね。

―― もはや世の中はドロドロのコメディなんじゃないかっていう。

山中 そうです。この2年間のイライラが爆発した曲ですね(笑)。現世はもう捨てた、っていう。

―― 今作はそういうメッセージで溢れてますよね。

山中 そうです。もう俺は来世に期待します。

―― 逆に言うと、まだ信じたい、っていうメッセージも受け取れるんですが。

山中 もちろんね。俺には俺の小さな世界があって、そこだけは汚れてないっていうか。できるだけそこだけを凝視して心を安定させて。だけど俺の声は小さいので何を言っても響かないかもしれないけど、小さな世界には響くので。声が大きい人間はテレビでデタラメを言ってますから、どうしようもない。こういう状況のなかで「ロックミュージシャンは何をやっているんだろう?」っていつも思いますよね。「みんな無言じゃないか?」って。嫌われないことに必死だよ、みんな。ロックミュージシャンなんて街の嫌われ者だろう、どうしたんだよ。何を手放したくないんだ、って。嫌われ者でいいじゃないか、俺たちなんて。街の嫌われ者にも生きる場所がある、っていうことを歌ってたはずなんですけどね。

―― アルバムジャケットも今作の世界観にハマってて面白いですね。

山中 デザイナーが見つけてくれたんですけど、最初は自分でネットで検索してインパクトのある写真を2つくらい見つけたのかな。ひとつは有名なコメディアンの頭に矢が刺さって爆笑してる写真と、もうひとつは南米の、7〜8メートルある巨大な操り人形みたいな写真があって。「権利的にいけますかね?」って訊いたら、コメディアンの方は金額がとてつもなく高くて、もうひとつは報道写真なので使えないってなったんですけど、なんとなく俺の気分はデザイナーに伝わって、もう何十年も付き合いがあるので、俺が好きそうな写真を何枚もピックアップしてくれたんです。そのなかで一番哀愁を感じた写真を選びました(笑)。カントリーおじさんの後ろ姿で、しかも会場には誰もいないという。誰も演奏を聴いてないという(笑)。「おー、いいのがあるじゃないか!」と思って。

―― 誰も聴いていないけど歌ってるおじさんの姿が今作のメッセージにも合うし、何と言ってもオルタナ感があります。

山中 オルタナ感はありますよね。しかも俺、カントリーが大好きなんですよね。

―― 最後にアルバムツアーのメンバーについて教えてください。

山中 本来はAチーム、Bチームって分かれるんですけど、千葉オライリーが育休に入って、ボヘミアンズも休んでいるので、当然、俺のもやってもらえないっていうことで、ドラムは真也で、ギタリストはもちろん木村祐介、ベースは街によって安西くんだったり史織ちゃんだったりするんですけど、2人が来れない日があって、今、そこは調整中ですね。

© 2022 DONUT
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INFORMATION


『Muddy comedy』
2022年3月2日リリース
収録曲:【CD】 1. タンブルウィード・ストーリー 2. Peacock blue(is calling me) 3. Muddy comedy 4. 愛のパラダイス 5. 壁の穴と少年 6. ベンジャミンの朝 7. その世界はキミのものだ 8. Antlion in my head 9. イザベルの朝 10. リーガル ラビッシュ 【DVD】 1. その世界はキミのものだ[Music Video] 2. Muddy comedy[Music Video]


ライブ情報は公式サイトで確認してください。
http://yamanakasawao.com/y/live

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