2020.04.03 upload
Dudes インタビュー
派手なバンドにしたいというのはありましたね。人間性みたいなものが音に乗ると、もっともっとDudesは面白いバンドになると思います
――カタヤマヒロキ
現在、無期限活動休止中のDroogのフロントマン、カタヤマヒロキが昨年新バンドを結成した。バンド名はDudes(デューズ)と、デヴィッド・ボウイがモット・ザ・フープルに提供したロックンロール・アンセム「すべての若き野郎ども(All the Young Dudes)」から命名。メンバーはカタヤマヒロキ(vo)、ゾン太(gt)、西司(ba)、食パン(dr)。2019年8月12日下北沢SHELTERで行われた初ライブにて妖しげな空気を纏って登場した彼らは、約30分のステージでロックンロールの衝動と緊張感をぶちまけ、ドラマチックな余韻を残した。まさに“新バンド誕生”の瞬間だった。剥き出しなようでベールに覆われているような、まだまだ謎多き4人。今回DONUTではバンド結成の経緯から初の音源「エロイカ/BAND」まで、Dudesのはじまりをメンバー全員に取材。4人のやり取りからパーソナルな面が窺えるインタビューとなった。<君がきて 仲間になり 今から始めよう 未来を>(「BAND」)――今後彼らがどんなバンドロードを駆け抜けていくのか、とても楽しみだ。
●取材・文=秋元美乃/森内淳
―― まずは改めて、新バンド結成おめでとうございます。
一同 ありがとうございます。
―― ここに至るまでに、カタヤマさんはDroogの活動休止という出来事がありましたね。
カタヤマヒロキ あれはしょうがなかったですね。こういうことってあるんだなって。俺は死ぬまでやるんだろうなと漠然と思ってたんですけど。でもそうじゃなくなる時がくるんだな、というか。これは誰のせいとかではなく、やっぱりバンドなので。「ああ、とうとうきたか」というのが率直な感想でした。
―― 幼稚園から時を共にしてきたメンバーだったから、大きな出来事でしたよね。そこから、どんな心の持ちようで次の活動に向かっていったんですか?
カタヤマ 「新しいバンドつくるぞ」という感じではなく、自然と「あ、やろう」という感じでしたね。「止まるわけにはいかないしな」って。それでメンバーを探し始めるんですけど、俺、今までメンバーを探したことがなかったんですよ。Droogの時は気づいたら(メンバーが)いた、気づいたら(バンドを)やってたから。メンバー集めてバンドをやるのってこんなに大変なんだって、初めて知りました。
―― 具体的にどんな風にメンバーを探していたんですか?
カタヤマ Droogが止まるとわかった時、ちょうどベースの司がやってたJake stone garageも休止するという同じタイミングだったんです。司とは飲み仲間で、いろいろ話しているうちに「バンドやろうか」「じゃあギターとドラムを探そう」って。
―― それがきっかけになったんですね。
カタヤマ そう。ちょうどタイミングが合ったので、2人で動くことができたんですよね。
―― どんなバンドにしよう、みたいなイメージはあったんですか?
カタヤマ ロックバンドしかやったことないし、それ以外できないだろうと思ってたので、考えていたとしたら、やっぱりロックバンドですね。あ、でも派手なバンドにしたいというのはありましたね。Droogは僕の中では白黒なイメージなので、今度はカラフルで派手に。と思ったんですけど、結局はこんな感じに(笑)。
―― なぜ派手なバンドにしたいと思ったんですかね?
カタヤマ モノクロでパキッとしたのが好きだったけど、イメージを変えて花柄のシャツを着たり、グラムロックみたいなこともやりたくて。
―― Droogのイメージを払拭したいという思いもあったんでしょうか。
カタヤマ はい。せっかく新しくやるんだったら。もちろん好きな範囲でですけど、そういうカラフルな部分を出していけたらな、と。ぼんやりとですけどね。
―― モノクロの世界に飽きた、とかではなく。
カタヤマ それはないです。
―― ずっとやってきたものが止まって、とにかく「バンドをやりたい」という思いを爆発させたい、みたいな部分もあったんですかね。
カタヤマ そうですね。やっぱりバンドで負った傷はバンドじゃないと癒せないと思うんで。失恋と一緒で。そうじゃないと癒えないんですよ。他のことじゃ気が紛れない。やっぱりバンドで晴らさないと。
―― なるほど。Droogを超えたいという気持ちもありますよね。
カタヤマ それだけじゃないですけど、でも、せっかく新しいことを始めるんで、過去の自分は超えたいとは思っています。
―― 司さんと2人の状態から、新バンドの基盤ができたのはいつ頃?
カタヤマ メンバー揃うまでが長かったですね。一年ちょっとかかったよね?
西 司 かかったね。
カタヤマ 2人でいろんな人と会って、紹介してもらって、スタジオに入って、を繰り返して。それで地元の先輩のircleの河内(健悟)くんがドラム(食パン)を紹介してくれて。一緒にスタジオ入ったら「なんか面白いな」って。こんな髪型だし。
―― じゃあドラムはわりとすぐ決まった?
食パン ircleの河内さんから紹介してもらって、何回かスタジオ入ったりしてたんですけど、しばらくしてからですね。ふとした時に「一緒にやろうか」みたいな。決まるまで一年くらいあったかな?
―― バンドのピースが合うまでじっくり進めていた感じなんですね。
カタヤマ いや、わからなかったんです。イチからバンドを作ったことがなかったんで、この人でいいのか、どうすればいいのかが全然わからなくて。だから時間かかっちゃったんですよね。
西 ギターもドラムも合わせたら30人くらいと一緒にスタジオに入ったんですよ。
カタヤマ でも、わかんないんですよ。
西 みんなそれぞれ「いいよね」という部分はあって。でもなんか決められなかったというか。
―― そんな中で、食パンさんに声をかけた決め手というのは?
カタヤマ パンは人間として面白いなと思ったんですよね。「食パン」て紹介されて、「食パン?」って。まずそこから(笑)。
―― 食パンさんの名前の由来、ぜひ聞きたいです(笑)。
食パン パンが好きで、2、3年くらい主食を食パンにして、毎食一斤とか食べてたんです。
―― パンを一斤食べていてその体型はすごいですね。
カタヤマ パンのピアスも付けてたよね? 手作りのパンももらったけどおいしかった。
食パン 家にホームベーカリーが3つあって。
―― それは本格的ですね。
食パン 今はちょっと作れてないですけど。
―― そういう人柄に惹かれたんですね。
カタヤマ そうです。理解できなくて「面白い」って。
―― では最後にギターのゾン太さんが決まったんですね。
カタヤマ パンが決まったあと、なかなかギターが決まらなかったんですよ。で、去年のゴールデンウィークにひとりで僕、地元に帰ったんですよ。それで地元のライブハウスに飲みに行った時に、仲のいいオーナーが「最近別府から、無謀な奴がギター一本持って東京に行ったぞ」という話を聞いて。それで繋がったのがギターのゾン太です。
―― ギター一本持って? どういう経緯だったんですか?
ゾン太 先輩たちにも背中を押していただいて、東京に来ました。やりたかったことなので。
カタヤマ すごい天然なんですよ。俺より年上で、正社員で働いてたこともあるんですけど不満があったみたいで、「やっぱりバンドがやりたい」って。それで全部辞めてギター一本と10万くらいを握りしめ。10万だっけ?
ゾン太 うん、10万くらい。
カタヤマ バンドもないのに一人で東京に来たんですよ。その時点でもうやられるじゃないですか。それで僕も東京に戻ってきてスタジオで会ってみたらこんなにイケメンで。「え? イケメンで足が細くて背が高い。こりゃいいな」と。
―― 音合わせはどうだったんですか?
カタヤマ いや、それが下手くそで。
一同 (笑)。
カタヤマ 下手って言ったら言い方は悪いですけど、すごく不器用で。不器用さが全面に出ているギタリストで。
食パン 挨拶の時も一回も目を合わせてくれなかったよね。
ゾン太 人見知りなんですよ。
―― 意を決して来たのに。
ゾン太 意を決して来たのに、人見知りなんですよ。
カタヤマ でもギターを弾き出したら「えっ」となって。めっちゃ足開いてグワーと弾き出して。スイッチがパチンと入る音が聞こえたんですよ。それが決め手ですかね。「こいつ只モンじゃないな」って。不器用とか下手とかそういうのはどうでもよくて、やっぱり「面白い」と思ったんですよね。
―― 面白いメンバーが集まりましたね。
西 去年の5月末とか6月くらいにやっと揃いましたね。
―― そこから具体的に動き始めたんですね。
カタヤマ ギターのゾン太が決まる前に、Dudesのファーストライブ(2019年8月12日)は決まってたんですよ。なので、最後にいいピースが揃ったなって。4人になってからは3ヵ月くらいでライブをしました。
―― 初ライブが8月で、初作品が12月で、動き出してからは新バンドとしては早いペースですね。作品作りのことも早くから考えていたんですか?
カタヤマ 作品というよりは、まずはライブを決めて動かないとって思ってましたね。
―― ライブをやるには曲が必要ですよね。
カタヤマ 曲は、メンバー揃う前から司とずっと作ってたんですよ。
―― なるほど。2人でどんな風に曲を作っていたんですか?
カタヤマ ウチに集まって、司にリフを弾いてもらって、それにメロディを乗せたり。
西 ワンコーラスできたら「次はこんなのどう?」って感じで、とりあえずワンコーラス分くらいをどんどん作っていってましたね。
カタヤマ 20曲くらいかな。
―― そうやってカタヤマさんと司さんが作っていた曲に対して、食パンさんとゾン太さんはどうだったんですか? 例えば、こんな音楽をやりたくて東京に来た、というようなものはなかったんですか?
ゾン太 いや、全部引っくるめて覚悟して(Dudesに)入ったので、そんなことは考える間もなく。
西 2人で作っていたというのも、リフとコード進行と歌メロで、リズムも打ち込んでいるものは打ち込んでるけどそうじゃないものもあって。ざっくり作ったものをまずは2人でやってみて、それからバンドでセッション的にやってみてるんですよね。
―― カタヤマさんは、例えば自分の中から発せられる曲の感触は前とは違いますか?
カタヤマ いや、一貫はしてると思います。それはDroogとかではなく、自分として。意識的に変えたりもしてないし。
―― なるほど。それで、このDudesでやった時に違うサウンドになるという面白さがあるということですね、きっと。
カタヤマ はい。そこはバンドで音を出せば変わりますよね、人が違えば。
―― 現時点でのサウンドについて、自分の手応えはいかがですか?
カタヤマ すごく気持ちいいですね。でもやっぱり出会ってまだ間もない分、これがもっと肌がすり合ってきたらもっと気持ちいいんだろうな、と。
―― 1stシングル「エロイカ/BAND」のレコーディングはいかがでしたか? スムースに?
カタヤマ 苦戦しましたね。
―― どの辺が苦戦しましたか?
カタヤマ バラバラな4人なので、なかなか。面白さで集めたメンバーなので(笑)。
―― なるほど(笑)。
西 めっちゃオブラートに包んだね(笑)。
カタヤマ でも、その面白さを出してくれって感じなんで。人間性みたいなものが音に乗ると、もっともっとDudesは面白いバンドになると思います。まぁレコーディングはめちゃくちゃ苦戦しましたけどね。初めてのレコーディングだったし。
―― 曲の落としどころは見えてたんですか?
カタヤマ いや、見えてなかったです。まだ個々が何やってるかわからなかったし、でも見えてないのが面白くて。
―― それをどうやって作品に着地させたんでしょう。
カタヤマ 個々の面白さが出た時に「OK」ってなりましたね。
―― 手応えを感じる瞬間があったんですね。
カタヤマ ありました。ドラムひとつにしても、普通に叩くんじゃなくて「もっとビートを壊していいからガンガン前に来てくれ、お前という人間性が見たいんだ」っていう感じで。すごい困らせちゃったんですけど(笑)。
食パン ははははは。あったあった(笑)。
カタヤマ 俺の中での着地点はそこでした。Dudesの面白さ、違和感。俺ずっと思ってるんですけど、ロックって違和感だと思うんですよ。何かちょっと「ん?」と思ったところが面白くて惹かれるんですよね。(メンバーは)そういう部分がある人たちなので、そこが出ればいいなと。
―― ある意味、そこに開き直れたのは大きいですね。頑張ってちゃんとしたものを作ろうとかそういう考えがあると、逆にまとまらないこともありますもんね。
カタヤマ もっとスマートに、スーッといくバンドを作るかとも漠然と思ってたけど、またデコボコな感じで。やっぱり俺はそれが好きなんだなって。
―― 司さんもJake stone garageでの経験がありますが、バンドが変われば手応えも変わりますよね。
西 そうですね。ジェイクはバンド自体は15、6年続いてたバンドで、僕が入ってからは7年くらいだったんですけど、それだけやってると何も意識しなくても演奏していればピタッと合うというか。でもこの4人はルーツも育ってきた環境も全然違うし、それこそヒロキが言ってたみたいな違和感があって。それを面白いと感じてますね。
―― 司さんは札幌出身ですか?
西 僕は生まれは北見市なんですけど、札幌で8年くらい活動してから東京に来ました。ヒロキは九州(大分)だし、音楽に対する考え方も北海道と九州では違うと思いましたね。それも面白いと思い合えたのかな。
―― どう違うんですか?
西 九州って、いわゆる“めんたいロック”というか、どストレートさがあるじゃないですか。でも北海道はなんというか、オルタナ寄りというか。ガレージとかハードコアをやってたとしても、オルタナっぽさがあるというか。
―― USオルタナの匂いはしますよね。
西 そうですね。そこが自分が今までやってきたものとは違って面白くて。だからこの4人でやりたいと思ったんだと思います。
―― プレイスタイルは変えてたりするんですか? 例えばカタヤマさんに合わせたり、とか。
西 変えてないですね。みんながそれぞれ面白いと思う部分でぶつかり合うのがいいと思うので、自分を殺すということはしないですね。
―― ちなみに食パンさん、ゾン太さんの出身は?
食パン 僕は岐阜県です。
ゾン太 僕は出身が福岡で、大学の後半で仙台にいました。
―― みなさんのルーツは?
食パン 僕はエレファントカシマシですね。親がエレカシが大好きで、高校くらいまではエレカシしか聴いてなかったくらい。
西 僕は6歳上の兄が90年代の邦楽ロックをよく聴いていて、その兄からの影響が強いですね。L’Arc~en~Ciel、LUNA SEA、JUDY AND MARYとか。自分でベースを弾くようになってからはアークティック・モンキーズ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズとか洋楽も聴くようになって。
ゾン太 自分はピアノですね。今はもう弾けないですけど。
カタヤマ え? 何? ちょっと待って。ピアノ? 初めて聞いたんだけど(笑)。
ゾン太 ピアノをやってました。
―― じゃあクラシックからなんですね。
カタヤマ うそはだめだよ?
一同 (笑)。
ゾン太 で、高校時代にちょっと特殊な学校に行っていて、漫画とかテレビが見られないところだったんですね。唯一の娯楽がサッカーかバスケかギター。そこでギターを始めて。
―― そこでギターという楽器に目覚めたんですか?
ゾン太 それはDudesに入ってからですね。
カタヤマ 彼は元々はギターボーカルだったんですよ。働きながらバンドをやって、ギターボーカルで。ギターウルフみたいなロックンロールをやってたんだよね。
ゾン太 そうですね。
カタヤマ だからガレージとかロックとか、そういう話は一緒にしますね。
―― ほんとにみなさんバラバラですね。何が出てくるかわからないですね。
カタヤマ 面白そうでしょ?
―― 面白そうですね。そんな4人の初作品「エロイカ/BAND」、改めて感想を訊かせてください。
カタヤマ やっと形になったなって。満足してるとかそういうことよりも、やっと4人でひとつのものを作れたなという気持ちです。これが作れて、より距離が縮まって塊になれたというか。その繰り返しだと思うんですけど。
―― 少しずつライブも重ねてますが、ライブの手応えはありますか?
カタヤマ あります! やればやった分、近くなっていきますね。バラバラな4人だから大変なんですけど、一緒の時間を過ごして上がっていくバンドだと思うので。ライブやるのもそうだけど、一緒にスタジオに入ったり酒を飲んだりご飯を食べたり。そうやって一緒に上がっていくんだと思いますね。
―― みなさんはいかがでしょう。
食パン 安心感というか「これでいいのかな?」というのはライブをやる毎に少なくなってる感じはありますね。
―― レコーディングで言われたという「自分を出す」ことがわかった、と。
食パン ドラムが下手なんで、自分を出しすぎたらみんなに迷惑をかけちゃうけど……。
カタヤマ 彼、真面目なんです。
食パン ライブが終わった後、司に「今日どうだった?」って聞いて「まあまあじゃない?」って言われたり。
西 俺そんなこと言った? 「最高だった」って言ってるよね(笑)?
食パン 頑張ります。
西 僕は、個人的には毎回課題は見えていて、それを次のライブでクリアできたと思ったら、また課題が見えてきて。なのでDudesはまだまだよくなると感じてます。まあ、そういう課題が見えなくなったらだめだと思うんですけどね。
ゾン太 ……そうですね……ライブの時はめちゃくちゃ緊張しやすいんです。怖くて怖くて仕方ないんですけど、ステージに立って3人を見た時に「すげぇな!」って思うんです。「かっこいい!」って。そこに入って一緒にやれることが嬉しい。自分はギター一本で上京してきたんですけど、バンドやりたくてもやれない人もたくさんいるじゃないですか。だから自分は恵まれてるなと。だからこそ、ライブに関しては前の自分を超えたいというのもありますし、「ああしろこうしろ」っち言ってくれるんで、まずはメンバーに認められたいというのはありますね。もちろんお客さんも大切ですけど。
―― なるほど。本当にユニークないいメンバーが集まりましたね。
カタヤマ はい。運がよかったです。
―― そのバンドとしてのユニークさをもっと前面に出すような作品やビジュアルも面白いかもしれないですね。
カタヤマ どんどん出していきたいっすね。
―― ゾン太さんがステージでピアノを弾く日もくるかもしれないですね。
ゾン太 それは絶対ないですね。
カタヤマ ピアノって本当なの? 緊張してうそ言ったんじゃないの?
ゾン太 ははははは。
―― 7月にはワンマンライブが決まってますが(4月からの振替)。
カタヤマ はい。今年は自主企画もたくさんやりたいと思っていて、その最初はどうせならワンマンにしちゃおうと。まだそんなに曲がたくさんあるわけじゃないんですけど、楽しんでやろうと思ってます。
© 2020 DONUT
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INFORMATION
Dudes 1st single「エロイカ/BAND」
2019年12月12日(水)リリース
収録曲:01.エロイカ/02.BAND
※ LIVE INFORMATION は公式サイトでご確認ください。
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