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La Vie en ROSIE 〜ROSIEのレコード日記

La Vie en ROSIE 〜ROSIEのレコード日記
暴動クラブのベーシスト、城戸 “ROSIE” ヒナコが毎月、1枚レコードを紹介するコラム。
●プロフィール:城戸 “ROSIE” ヒナコはロックンロール・バンド、暴動クラブ(海外ではVoodoo Club)のベーシスト。メンバーは釘屋 玄(vo)、マツシマライズ(gt)、城戸 “ROSIE” ヒナコ(ba)、鈴木壱歩(dr)の4人。平均年齢20才、ワイルドで荒々しく挑発的なロックンロールでライブハウスシーンを席巻中。昨年12月に行った二度のワンマンライブはそれぞれ即完。今、最も注目されているロックンロールバンド。■X:https://twitter.com/Voodoo_Club_ ■Instagram:https://www.instagram.com/voodooclub_japan/

第4回:マイケル・シェンカー・グループ『ASSAULT ATTACK』

2024.04.30 upload

こんにちは。ROSIEです。私は今ヒジョーに焦っています。Bonjourとか言えないくらい焦っています。
なぜならこれを書いている今日は4月28日だから。もう、4月があと2日しかないから。普通にまずいから。
なぜこのようなことになってしまったか言い訳をさせていただくと、3月末からレコーディングが始まり朝から晩まで地下室に缶詰状態の日々、毎日メンバーと密室空間で会い続け気が狂いそうになりながらもひと段落ついて、やっとこさ地上にこんにちは。と思いきや4月に入り早速2日連続でライブ、のあとすぐ大学の新学期が始まりバタバタしているあいだに月末に控えているFEVER、アラバキ、URASUJI.に向けての準備やらなにやらのために大学とスタジオを行ったり来たり、バンドのインスタグラムでもコラムがスタートしたり、色々なフライヤー制作等を頼まれたり、他にも諸々仕事が山積みで、うん、こうやって文字にしてみると我ながらわたし、よくやっておる。と、自己肯定感の大変低いこの私でもさすがに自分を褒めちゃったりしてもいいのでは。と思ってしまうくらい怒涛の日々を過ごしておりまして、気づけばレコードもゆっくり聴く暇がないまま4月が終わっていたというワケです。ハイ。言い訳がましくて最悪なので、さっき少し上がったと思われた自己肯定感がまた下がる。

そんな中でもこの前少し時間があって、久しぶりにレコ屋に足を運んだので、今回はその中の一枚を紹介しようと思います。というのも今月25日、新代田FEVERで行われた BEAT DONUTで(ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。めちゃくちゃ楽しかった!)オープニングDJをやらせていただくことになり、せっかくなのでこれは新しいレコードを調達しにいかねば、と思い学校帰り某レコードショップへと立ち寄ったのでした。

数枚買ったうちの一枚がこちら。
MICHAEL SCHENKER GROUPの『ASSAULT ATTACK』(1982)です。結局25日のDJではかけてないのだけど。なんやねん。



私にとっては全くもって珍しくもないどころか私はこれを赤子の頃から、いや、私がこの世に存在するもっとまえから聴いて育ってきました。
父がシェンカーの大ファン(私が大江さんを好きなくらい好きと言ったら理解に容易いでしょうか)なので、ずっとシェンカーおよびその周辺のハードロック(主にイギリス)が車でかかっていたんです。
正直そんな頃から聴いていると好きとか飽きるとかの枠組みなんかとっくに超越してしまっているので残念ながら客観的な聴き方は全くできないのですが、なんか、わかりますか。このとてつもない”エモさ”。
親が家とか車とかでかけていた音楽って幼少期、小学校、中学、高校、と、自分の大事な成長期をずっと共にしてきたワケで、好きにしろ嫌いにしろ、言うなれば否が応でも自分の人生に莫大な影響を与えておるのです。

人生初めて行ったライブはマイケル・シェンカーですが、幼い頃は正直ハードロックの良さなんてこれっぽっちも分からなかったし、思春期真っ只中の時分なんて親が聴いているものは、自分からは聴かない。みたいな今思えばとんでもなくアホ臭い最悪の反抗期とかもすこしはありましたが、あれ、なんか、すげえよくね、これ。ということに歳を重ねるにつれてだんだんと気づきはじめ(もちろん反抗期なのでそんなそぶりは家ではみせなかったですが。今思えばとてつもなく無駄な行為)、いつのまにか私もハードロックの沼に突っ込んでいたのです。 今となってはマイケルシェンカーを生で見ただなんていうあの頃の私が心底羨ましいです。ガキのくせしてぜいたくな。ふざけるな。

なんとなくレコ屋でハードロックのコーナーを見ていたらこれを見つけ、そういえばマイケル・シェンカーのレコードって持ってなかったな。買おうかな。しかもこれボーカル、グラハム・ボネット(私が最も敬愛するボーカリストの一人! またこれに関しては改めて書きたい!)の時じゃん。エモいな。エモすぎやん。買うわ、もう。となり、まあ言ってしまえばエモさに駆られて買うに至ったのです。



マイケル・シェンカーはUFOとスコーピオンズが好きだ!と自称していたのですが、いざ改めて聴いてみるとよい。大変よい。びっくり。やばくね。こんなカッコイイなんて聞いてないねんけど。エモいし。
となり、最近ではたくさん聴いています。

ハードロックって、若い人にはあまり人気がないイメージがありますが、すごくかっこいいので、ぜひいろんな人に聴いて欲しいです。 あと、ルースターズが好きなのにハードロックも好きなのが不思議、とよく言われることがあるのですが、私の中の小島よしお氏がそんなのカンケーねー、と踊り散らかしているということを伝えたいです。
世の中には素晴らしい音楽に溢れており、これが好きだからこれは聴かないとかそういったジャンルの縛りって、すごく勿体無いと思うのです。
だから私はオルタナと呼ばれる音楽もそうだし、hip-hopもk-popも聴いてみる。
その中でとくに好き、大好き、愛してる、結婚しようと思った相手がたまたまロックンロールだったっていう、ただそれだけなのです。

自分だって、親の聴いている音楽は聴かんぞ。とかなんとかクソみたいなことをほざいていたくせに、いつのまにか普通にフアンになってしまっていたわけだし、ほんとに自分が何を好きになるかなんて自分から拓いていってみないと、全く分からないものです。
いわば未知なる自分との遭遇。
しかも永遠に終わりがない。
ああゾクゾクするぜ。
それが私がディグが好きな理由です。

まあまた長々と失礼してしまいましたが、とにかく音楽ってサイコーや、とでも叫んで締めにしたいと思います。なんとテキトーな。というツッコミは承っておりませんのでヨロシクお願いします。

ではまた次回!サリュ!

城戸 “ROSIE”ヒナコ


© 2024 DONUT

暴動クラブ INFORMATION


RECORD STORE DAY限定7インチシングル「シニカル・ベイビー」
2024年4月20日リリース
収録曲:シニカル・ベイビー/気になるお前 全2曲


配信シングル「恋におちたら」
2024年2月14日リリース
収録曲:恋におちたら/俺のあの娘 全2曲


7インチ・レコード「暴動クラブのテーマ」
2023年11月3日 レコードの日 リリース
収録曲:暴動クラブのテーマ/Money(That’s What I Want) 全2曲

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