DONUT編集部「Monthly Playlist」
■DONUT編集部「Monthly Playlist」
自分が知らない音楽に出会うというのはとても楽しいことです。昔はラジオの音楽番組がその役割を担っていましたが、サブスクリプションの時代となった今はプレイリストがそれにとってかわっているように思います。DONUT編集部では毎月プレイリストをアップすることで少しでもおおくの音楽への入り口をつくっていこうと思っています。
3月のプレイリスト「Eyes」by Mino Akimoto
2022.04.30 upload
Eyes（March 2022）
01．Loose／グレース・アイヴズ
02．Sweetest Pie／ミーガン・ジー・スタリオン＆デュア・リパ
03．Look Out!／ピーチ・ピット
04．Eyes／マリー・ウェイルズ
05．Beg For You（feat. Rina Sawayama）／チャーリー・エックス・シー・エックス
06．Celebrity Skin／ドージャ・キャット
07．So Unimportant／イーサン・グルスカ＆ボン・イヴェール
08．Bad Love／デフド
09．Poster Child／レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
10．Oh No／ウェット・レッグ
①グレース・アイヴズはNYブルックリンを拠点に活動するミュージシャン。この曲は3年ぶりのシングルで6月10日には新作『Janky Star』を発表。②ミーガンとデュア・リパの2人のスターによるコラボ曲。ミーガンは今年はサマソニに登場します。③ピーチ・ピットはカナダ・バンクーバーのインディポップバンド。新作『From 2 to 3』もとてもいいです。④マリー・ウェイルズはフィラデルフィアのガレージロックバンド。Brian von Uffのソロプロジェクトとしてスタートし、フルバンドへと進化したバンドだそう。今年初めて知りましたが多彩な楽曲揃いです。⑤３月アルバム『CRASH』からリナ・サワヤマとの1曲を。⑥ドージャ・キャットはこのホールのカバーで自身初の米ビルボード・ロック・チャート入り。⑦LAのシンガーソングライターとジャスティン・ヴァ―ノンのプロジェクト＝ボン・イヴェールによる、揺蕩うリズムとストリングスがなんとも美しいナンバー。⑧デフド（Dehd）はシカゴの3ピース・インディポップバンド。５月のニューアルバムも楽しみです。⑨4月リリースの『アンリミテッド・ラヴ』はジョン・フルシアンテ復帰後初アルバム。先行配信されたこの曲はレッチリ節のファンクナンバーに。⑩インディロックシーンから飛び出し世界中のリスナーが注目するウェット・レッグ。2分29秒のパワーが眩いです。（DONUT編集長／秋元美乃）
■Apple Music
■Spotify
4月のプレイリスト「Untitled」by Mino Akimoto
Untitled（April 2022）
01．クレイジー／スピリチュアライズド
02．Shotgun／サッカー・マミー
03．UH OH!／サブ・アーバン＆ベニー
04．Neck & Wrist（feat. JAY-Z & Pharrell Williams）／プッシャ・T
05．What's the Trick?／ジャック・ホワイト
06．クリスマスって?／ダニー・エルフマン
07．Bliss／ヤング・リーン＆FKAツイッグス
08．Beautiful World／ザ・クークス＆ミルキー・チャンス
09．Female Lead／ハニーグレイズ
10．Bubblegum Infinity／サイケデリック・ポーン・クランペッツ
①スピリチュアライズド、3年ぶりの新作『エヴリシング・ワズ・ビューティフル』完成。今作でジェイソン・ピアースは16もの楽器を演奏しているとのこと。②ナッシュビル出身のシンガーソングライター、サッカー・マミー。相変わらずメロディがいいです。この曲は6月24日リリースのアルバム『サムタイムス、フォーエヴァー』からの先行シングル。③オルタナポップの先駆者といわれるサブ・アーバンの新曲は新星ポップシンガー、ベニーをフィーチャー。④プッシャ・Tの新作『It's Almost Dry』はYe（カニエ・ウェスト）とファレル・ウィリアムスがプロデュース。⑤ジャック・ホワイトのニュー・ロックンロール・アルバム『フィア・オブ・ザ・ドーン』から。ジャック・ホワイトは今年フジロックの出演が決定しています。⑥コーチェラ・フェスの配信で見たダニー・エルフマンのステージが素晴らしかったので『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス（オリジナル・サウンドトラック）』から1曲。ちなみにダニー・エルフマンはトレント・レズナーとの新曲も発表されています。⑦ヒップホップ・グループ、サッド・ボーイズ率いるラッパー、ヤング・リーンの新作『Stardust』の1曲目はFKAツイッグスとのナンバー。他にスクリレックスとの共演も。⑧ザ・クークスから7月予定のアルバムに先駆けてのニューシングルが到着。⑨ロンドンを拠点に活動する3ピースが、フランツ・フェルディナンドやウェット・レッグを手がけたダン・キャリーのレーベル「Speedy Wunderground」からデビューアルバムをリリース。⑩ラストはオーストラリアのサイケデリック・ポーン・クランペッツ。今月は1曲目と10曲目をサイケデリックでセレクトしてみました。（DONUT編集長／秋元美乃）
■Apple Music
■Spotify
3月のプレイリスト「旅立ち」by Jun Moriuchi
2022.04.30 upload
旅立ち (March 2022)
01．Make It Right／ササミ
02．Stay Soft／ミツキ
03．Freaky Deaky／タイガ＆ドージャ・キャット
04．R U That (feat.21Savages)／シェンシア
05．Making Sense Stop／シャーロット・アディジェリー
06．Psycho Killer／トーキング・ヘッズ
07．Blick Blick／コイ・リレイ＆ニッキー・ミナージュ
08．ビーチパーティー／GOING UNDER GROUND
09．Life Is A Rollercoaster／ウェット・レッグ
10．旅立ち／adieu
M1. LAを拠点に活動するササミ・アシュワースことササミ。彼女は元チェリー・グレイザーのキーボードでスネイル・メイルのサポートを務めたことも。M2.こちらはNYを拠点に活動するシンガーソングライター、ミツキ・ミヤワキことミツキの楽曲。M3. フォール・アウト・ボーイやリル・ウェインからもリスペクトされているマイケル スティーブンソンことタイガ。彼とドージャ・キャットのコラボ曲。M4.先月に続きジャマイカのダンスホールレゲエのシンガー、シェンシアの曲をピックアップ。M5.ベルギーで活動するフランス生まれのシャーロット・アディジェリーと同じくベルギーで活動するボリス・パパルの曲。タイトルや音の感触からしてトーキング・ヘッズの影響が見て取れる。M6.そのトーキング・ヘッズのライブを収録した映画『ストップ・メイキング・センス』で1曲目に演奏された曲。M7. コイ・リレイとニッキー・ミナージュの超絶かっこいいヒップホップナンバー。M8.GOING UNDER GROUNDの2022年のアルバム『あたらしいともだち』の収録曲。2021年にシングルとしてリリース。M9. イギリスのワイト島出身のリアン・ティーズデイルとへスター・チャンバースのバンド、ウェット・レッグの曲。M10.上白石萌歌のソロプロジェクト。詞曲をbetcover!!のヤナセジロウが提供。（DONUT副編集長／森内淳）
■Apple Music
■Spotify
※Wet Legの「Life Is A Rollercoaster」はSpotifyにはないので、代わりに「Being In Love」をチョイスしました。
4月のプレイリスト「hings Will Be Fine 」by Jun Moriuchi
Things Will Be Fine (April 2022)
01．The Hardest Cut／スプーン
02．Watching Strangers Smile／パーケイ・コーツ
03．Sweetest Pie／ミーガン・ジー・スタリオン＆デュア・リパ
04．Chiken Teriyaki／ロザリア
05．Wheelie (feat.21Savages)／ラトー
06．Don't Forget My Love／ディプロ＆ミゲロ
07．The Beat Goes On／バディ・リッチ
08．Aquatic Mouth Dance／レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
09．Things Will Be Fine／メトロノミー
10．Heartache Avenue／ザ・メゾネッツ
M1.テキサス州オースティンのバンド、スプーンの新作『Lucifer on the Sofa』収録曲。2022年版ネオロカビリー。M2.NYのバンド、パーケイ・コーツの1月リリースのシングル。ポップなメロディが心地良い。M3.ミーガン・ジー・スタリオンとデュア・リパのポップでメロウなシングル。ヒットチャートを賑わすアーティストのコラボは最近の流行りなのか。M4.スペインのシンガーソングライター、ロザリアの新作『MOTOMAMI』収録曲。シンプルなトラックに乗るスペイン語のリズムがたまらない1曲。M5.アトランタのラッパー、ラトーが3月にリリースした新曲。M6.アメリカのDJ＆プロデューサー、ディプロとR&Bシンガー、ミゲルのコラボナンバー。ディプロのトラックとソウルフルなボーカルの取り合わせが面白い。M7.コレクターズのドラムのコーヂに取材中、バディ・リッチの名前が出てきて、無性に聴きたくなってカバーソングをチョイス。オリジナルよりもかっこいい。M8.レッド・ホット・チリ・ペッパーズの新作『アンリミテッド・ラブ』のなかで一番かっこいいと思った曲をチョイス。M9.イーストロンドンのエレクトロ・ポップ・バンド、メトロノミーの新作『スモール・ワールド』収録曲。M10.80年代のモッズリバイバルで登場したバンド。DONUT12でコレクターズの加藤ひさしが解説しているのでぜひ。（DONUT副編集長／森内淳）
■Apple Music
■Spotify
© 2022 DONUT
