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DONUT編集部「Monthly Playlist」

DONUT編集部「Monthly Playlist」
自分が知らない音楽に出会うというのはとても楽しいことです。昔はラジオの音楽番組がその役割を担っていましたが、サブスクリプションの時代となった今はプレイリストがそれにとってかわっているように思います。DONUT編集部では毎月プレイリストをアップすることで少しでもおおくの音楽への入り口をつくっていこうと思っています。

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今月のプレイリスト「Always New Days Always」by Mino Akimoto

2022.02.01 upload

Always New Days Always(January 2022)
01.Changes/デヴィッド・ボウイ
02.Stress Bomb/Artsick
03.The Difference/エルヴィス・コステロ&ジ・インポスターズ
04.You Will Never Work In Television Again/ザ・スマイル
05.Pink Eye/Black Pontiac
06.The Overload/ヤード・アクト
07.Out Of Time/ザ・ウィークエンド
08.London Is Lonely/ホリー・ハンバーストーン
09.Always New Days Always/グレース・カミングス
10.You've Got A Habit of Leaving/デヴィッド・ボウイ


①新しい年の1曲めはこの曲と決めているので、今年も「Changes」でスタート。②Artsickはカリフォルニアのインディー・ポップバンド。1月21日に発表したデビューアルバム『Fingers Crossed』から。肩の力の抜けたサウンドがクセになります。③エルヴィス・コステロ&ジ・インポスターズ名義では約3年ぶりのアルバム『The Boy Named If』。ポジティブなパワーがみなぎるエモーショナルな1枚。④レディオヘッドのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッド、トム・スキナー(サンズ・オブ・ケメット)による新バンド、ザ・スマイルのデビューシングル。プロデュースはナイジェル・ゴドリッチ。さらなる新曲「The Smoke」も公開されています。⑤Black Pontiacはブラック・ポンテイアックと読むのだろうけれど、詳細不明。⑥ヤード・アクトは2019年結成、英リーズを拠点に活動する4人組。すでに大注目だけれど、ついにアルバム『The Overload』でメジャーデビュー。ライブ見たいなあ。⑦ザ・ウィークエンドは前作『After Hours』から続く“3部作の一部”という新作『Dawn FM』をリリース。「アウト・オブ・タイム」は日本人シンガー亜蘭知子の名曲「Midnight Pretenders」がサンプリングされているということでも話題に。⑧安定のホリー・ハンバーストーン。新曲をピックアップ。⑨グレース・カミングスはオーストラリアはメルボルンを拠点に活動するフォークシンガー。美しいメロディと美しいタイトルに惹かれてセレクトしました。⑩存命なら今年は75歳のボウイ。1月7日にはなんと未発表アルバム『Toy(Toy:Box)』が発表されました。本作は1964年から1971年の楽曲を新しい解釈でバンドレコーディングしたもので、2001年にリリースが予定されていた作品。20年の時を経て、ついに。元曲と比べると、ボウイの繊細で力強い楽曲の魅力が伝わります。(DONUT編集長/秋元美乃)


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今月のプレイリスト「No Choice」by Jun Moriuchi

2022.02.01 upload

No Choice(January 2022)
01.You Will Never Work In Television Again/ザ・スマイル
02.Family Ties/ベイビー・キーム&ケンドリック・ラマー
03.Woman/ドージャ・キャット
04.Pi Po Pa/井上陽水
05.Same Kind Of Thing/シル・ジョンソン
06.No Choice/テーム・インパラ
07.Life’s Too Short/セイクリッド・ポーズ
08.Glitter/デイジー・ザ・グレート
09.Silk Chiffon(feat.Phoebe Bridgers)/MUNA
10.Sea Of Love/ザ・ハニー・ドリッパーズ


今回もMUSIC1を聴きながらお気に入りの曲をどんどんぶっこんでいくという方法で作ったため、ザ・スマイルがトム・ヨークのバンドだということを知ったのはこれを作ったずっと後のことだった。そうやって後手にまわることも多々あるけれど、忖度なしでプレイリストを作れてる証拠でもある。当分はこの方法で作っていこうと思う。2曲目はカリフォルニア州カーソン出身のアメリカ人ラッパー、ベイビー・キームのアルバム『The Melodic Blue』収録曲。アルバムにはケンドリック・ラマーの他、トラヴィス・スコットらが参加している。3曲目はこのプレイリスト連載ではおなじみドージャ・キャットの曲。4曲目は井上陽水の曲。先日イギリス「ガーディアン紙」が「今年見つけた最高のオールド・ミュージック」の1曲としてこの曲を取り上げていた。MUSIC1でも日本語の曲がちらほら聴かれるようになってきた。いよいよ洋楽・邦楽の壁は薄くなってきた。5曲目はSCOOBIE DOが配信ライブでカバーしていた曲。シル・ジョンソンはブルース&ソウル・シンガーの大御所。6曲目はテーム・インパラの未発表曲。2月18日リリースの『The Slow Rush B-Sides&Remixes』に収録。7曲目はスコットランドのバンド、セイクリッド・ポーズの曲。彼らはデビューアルバムでスコットランドにおける「2017年アルバム・オブ・ザ・イヤー」を獲得している。8曲目はケリー・ニコル・ドゥーガンとミナ・ウォーカーのインディー・ポップ・デュオ、デイジー・ザ・グレートの曲。彼女たちはブルックリンを拠点に活動中。9曲目はLAのエレクトロニック・ポップ・バンドMUNAの曲。同じくカリフォルニアが活動拠点のフィービー・ブリジャーズをフィーチャー。10曲目はいつものようにロック・クラシックを選曲。レッド・ツェッペリンのボーカル、ロバート・プラントが歌う「Sea Of Love」。しびれます。(DONUT副編集長/森内淳)


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