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DONUT編集部「Monthly Playlist」

DONUT編集部「Monthly Playlist」
自分が知らない音楽に出会うというのはとても楽しいことです。昔はラジオの音楽番組がその役割を担っていましたが、サブスクリプションの時代となった今はプレイリストがそれにとってかわっているように思います。DONUT編集部では毎月プレイリストをアップすることで少しでもおおくの音楽への入り口をつくっていこうと思っています。

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今月のプレイリスト「Screamadelica」by Mino Akimoto

2021.09.29 upload

Screamadelica(September 2021)
01.Sweet Dream/アレッシア・カーラ
02.You/バザード・バザード・バザード
03.SCOOP(feat. Doja Cat)/リル・ナズ・X
04.Speed/リトル・シムズ
05.You Was Born To Die(feat. Kyshona Armstrong, Margo Price & Jason Isbell)/アディア・ヴィクトリア
06.Be My Husband/ニーナ・シモン
07.I’ll Be Your Mirror/コートニー・バーネット
08.pulp/ウィネットカ・ボウリング・リーグ
09.Tennessee Tips/スレイ・ベルズ
10.Shine Like Stars(Andrew Weatherall Remix)/プライマル・スクリーム


①アレッシア・カーラは1996年生まれ、カナダ出身のシンガー・ソングライター。9/24リリースの3rdアルバム『In The Meantime』がとてもいいです。②バザード・バザード・バザードは2022年2月リリース予定のアルバム『Backhand Deals』から1曲、先行リリースされました。このバンド、やっぱり好きだなあ。③ジョージア州出身のラッパー/シンガー、LIL NAS Xはアルバム『MONTERO』を9/17にリリース。同作からドージャ・キャットをフィーチャーしたナンバーを。④各方面から今年の重要作と言わしめるアルバム『Sometimes I Might Be Introvert』を作り上げたUKのラッパー、リトル・シムズ。今作もインフローとのタッグ作です。⑤サザン・ゴシックの文脈で21世紀のブルースを奏でるシンガー・ソングライター、アディア・ヴィクトリア。T・ボーン・バーネットをプロデュースに迎えた3枚めのアルバム『A Southern Gothic』。⑥アディア・ヴィクトリアのブルージーな歌声を聴いていたらニーナ・シモンが聴きたくなったので1曲セレクトしました。⑦ルー・リードの親友でもあった名プロデューサー、ハル・ウィルナーが監修・制作を担当したというヴェルヴェット・アンダーグラウンドのトリビュート盤『I’ll Be Your Mirror: A Tribute to The Velvet Underground & Nico』。コートニー・バーネットのほか、マイケル・スタイプ、サーストン・ムーア&ボビー・ギレスピーらが参加。⑧以前も気になって選曲していたウィネットカ・ボウリング・リーグ(Winnetka Bowling League)の新曲。やはりまだLAの4人組ということくらいしかわからず。⑨NYはブルックリンを拠点に活動するノイズポップ・デュオ、スレイ・ベルズが9月にアルバム『Texis』をリリース。彼らがデビューした10年以上前。私はタワレコの試聴機で彼らと出会い、その1st『Treats』が聴きたくて仕事帰りに毎日試聴機へ。行くたびに店員さんに「国内盤は出ませんか?」と訊ね続けていた思い出。待ちきれず、もちろん数日後に輸入盤を買いました。そんな彼らの新作と、今度はサブスクで出会ったので思わずリストイン。⑩ラストはプライマル・スクリーム。彼らは90年代を代表するアルバムのひとつ『スクリーマデリカ』発売30周年を記念して、『スクリーマデリカ』期の12インチシングル10枚組ボックスセット『The Screamadelica 12" Singles』を発表。同作から、今はなきアンドリュー・ウェザオールの未発表リミックスをリストインしました。(DONUT編集長/秋元美乃)


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今月のプレイリスト「Cluster Blaster」by Jun Moriuchi

2021.09.29 upload

Cluster Blaster (September 2021)
01.Cluster Blaster/BRAHMAN feat.ILL-BOSSTINO
02.Time Of The Season/ゾンビーズ
03.Please Don't Leave Just Yet/ホリー・ハンバーストーン
04.Wild Side(feat.CardiB)/ノーマニ
05.Coastin'/ヴィクトリア・モネ
06.Steam/リオン・ブリッジズ
07.Pain/ピンク・パンサーレス
08.Psycho/メイジー・ピーターズ
09.Whole Lotta Money(Remix)/BIA&ニッキー・ミナージュ
10.These Boots Are Made For Walkin'/ナンシー・シナトラ


①2020年と2021年の日本がこの曲に集約されている。②ゾンビーズが1968年にリリースしたヒット・シングル(CashBoxは1位、Billboardは3位)。今年公開された映画『クルエラ』の挿入歌。③イギリスの新人シンガー、ホリー・ハンバーストーンの新曲。彼女の曲は何度も選曲しているが、1曲ごとにポップに、そしてトラックも凝ったものになっていく。④アメリカのガールズ・グループ、フィフス・ハーモニーのノーマニ・コーディがカーディ・Bをフィーチャーした曲。⑤アリアナ・グランデなどのヒット曲を手掛けてきたヴィクトリア・モネの新曲。⑥テキサス州出身ソウル・シンガーで2019年にはGREEN ROOM FESTIVALにも出演しているリオン・ブリッジズのニューアルバムからの1曲。⑦TikTokでブレイクした「One day I just wanna hear to say, 'I like you' / What's stopping you?」で一躍有名になったピンク・パンサーレスは20歳のアーティスト。「PinkPantheress」という名前は彼女の母親が名付けたそう。今年に入って5曲のシングルを発表。この曲はそのなかの2曲目でランニングタイムは1分39秒。⑧Apple TV+の番組「Session 2」のサントラも担当したイギリス・ブライトン出身の21歳のシンガー。6月にはエド・シーラン主宰のレーベル「Gingerbread Man Records」と契約。⑨ボストン出身のラッパーBIA(ビア)がニッキー・ミナージュにDMを送り続けて実現したコラボ曲。⑩ナンシー・シナトラが1965年12月にリリースした全米No.1シングル。この曲も映画『クルエラ』の挿入歌。(DONUT副編集長/森内淳)


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