DONUT編集部「Monthly Playlist」
■DONUT編集部「Monthly Playlist」
自分が知らない音楽に出会うというのはとても楽しいことです。昔はラジオの音楽番組がその役割を担っていましたが、サブスクリプションの時代となった今はプレイリストがそれにとってかわっているように思います。DONUT編集部では毎月プレイリストをアップすることで少しでもおおくの音楽への入り口をつくっていこうと思っています。
2月のプレイリスト「Hope」by Mino Akimoto
2021.02.22 upload
「Hope」（February 2021）
01．Beaches／Black Honey
02．Bad Bite／‘68
03．Hope／Arlo Parks
04．Favor／Julien Baker
05．Playing My Piano／ウィーザー
06．美しいこと／AJICO
07．The Crack／Goat Girl
08．I want nothing to do any more／THEティバ
09．Dead Leaves and the Dirty Ground／ザ・ホワイト・ストライプス
10．Science Fair／Black Country, New Road
ブラック・ハニーはUKブライトン出身のロックバンド。3月リリースの2ndアルバム『Written & Directed』から一足お先に紹介。なお「Beaches」はなんと、日本語バージョンも公開されていました。元ザ・チャリオットのジョシュ・スコギンとドラマーのマイケル・マクレランによるバンド、’68（シックスティーエイト）による新曲が耳に飛び込んで来たのでピックアップ。ハードなビースティ・ボーイズのような印象。3月発売のアルバム『Give One Take One』、かっこよさそうだなあ。先月も紹介したアーロ・パークスは改めてアルバムから。4年ぶりの新作が素晴らしいジュリアン・ベイカーは、フィービー・ブリジャーズらが参加した「Favor」を。オーケストラがフィーチャーされたウィーザーの新作『OK Human』からは、オペラ色が楽しい「Playing My Piano」を。そしてAJICOの全楽曲がストリーミング解禁になったということで「美しいこと」をリストイン。ゴート・ガールは前作よりサウンドの色彩を増した『On All Fours』から。昨年発表したEPとあわせ2作で完成する新作『THE PLANET TIVA part.2』をリリースした2ピースバンド、THEティバも要注目。初のベスト盤がリリースされたホワイト・ストライプスは全曲おすすめ。ラストは今、大型新人と各界隈で話題の7人組、ブラック・カントリー・ニュー・ロード。1曲の中で繰り広げられる音楽探求の旅が凄まじいので、6曲41分からなるアルバム『For the first time』をぜひ聴いてみてください。（DONUT編集長／秋元美乃）
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2月のプレイリスト「Are You OK?」by Jun Moriuchi
2021.02.22 upload
「Are You OK?」
1.Apricots／バイセップ
2.Demba(feat. Trio Da Kali)／ティーシャ
3.Once In a Lifetime／トーキング・ヘッズ
4.Turn Back Time／ディプロ＆ソニー・フォデラ
5.Shame Shame／フー・ファイターズ
6.Love is back／セレステ
7.Take Me Where Your Heart is／Q
8.Vanilla／ホリー・ハンバーストーン
9.Cotton Candy Lemonade／Blu De Tiger
10.r u ok／テイト・マクレー
●1.MUSIC1で2月に大量オンエアされているのがバイセップの「Apricots」。バイセップはロンドンで活躍している2ピースのDJユニット。●2.ロンドンを拠点に活動するプロデューサーのティーシャ。この曲では西アフリカの国、マリ共和国のトリオ、トリオ・ダ・カリをフィーチャー。●3.トーキング・ヘッズが1980年にリリースした『リメイン・イン・ライト』のリード曲。アフリカンビートつながりで選曲。●4.DJのディプロと同じくDJのソニー・フォデラが2020年11月にリリースした楽曲。こちらもMUSIC1でヘビロテ中。●5.フー・ファイターズのニューアルバムのリード曲。彼らの新境地を象徴するロック・ナンバー。●6.イギリスのシンガーソングライター。ブリティッシュ・ソウルとR&Bを敬愛。この曲はエイミー・ワインハウスを彷彿。●7.Qはフロリダ出身の21歳のR&Bアーティスト。2020年に発表したEPからの楽曲。プリンスからの強い影響が伺える。●8.ホリー・ハンバーストーンも21歳。イギリスのシンガーでフィービー・ブリジャーズやハイムに影響を受けているオルタナティブの新生。●9.Blu De Tigerも21歳。ニューヨーク在住のベーシスト。オルタナティブな楽曲にブンブン響く生のベースがグッド。●10.テイト・マクレーはカナダ出身の17歳のシンガー。13歳の頃、『アメリカン・ダンスアイドル』にも出演したことがあるという。「2020 MTV Video Music Awards」にて最優秀MTV PUSH新人アーティスト賞を獲得。（DONUT編集部／森内淳）
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