DONUT


「新世代前線」
2026年4月18日(土)
MRT Music Studio天神店 3F Lスタ
爛漫天国/奏人心/pudelhunds/hyakki
Opning Act:BIG MOUSE GLORY


福岡新世代のフォーマン
LIVE REVIEW:「新世代前線」
福岡の新進気鋭の4バンドが集結し、開催されたイベント「新世代前線」@MRT Music Studio天神店を、奏人心・永松有斗夢と爛漫天国・モモノマナトが特別寄稿!

TEXT=永松有斗夢(奏人心)/モモノマナト(爛漫天国)
PHOTO=中村優稀奈

2026.04.23 upload


新世代前線

福岡新世代のフォーマン
会場は親不孝のスタジオ
MRTスタジオ

会場は満員御礼
いつもの見慣れたスタジオとは違い
圧力。ヒヤヒヤする嵐の前の静寂
というか何かが起きそうな気配を感じていた
カメラマンのゆきなさんが頭痛を感じていたり
パワーを持つ魂が集まると
空間の持つエネルギーそのものが壁や
扉からこちらを覗き見ているような
気がしていた。


退屈な安定が嫌いだ
混沌とした興奮が好きだ

そういうものをBIG MOUSE GLORY
から感じた
住んでいる所から離れ
遠く離れた福岡に修行しにきた。

行動そしてスタイルがライブにも強く
出ていた。
15分という限られた時間
フロアライブという目撃者と至近距離空間
これから始まるパワーとパワーの衝突の
初期微動そのものを打ち破っていた。


論理や理屈 ステップとハシゴの外し方
静寂と切り裂く声 光を呼ぶ眼差し



pudelhunds

フロアには音で呼吸を
ステージには反響するそれを
かき消す狂気を孕む

触れてしまいたくなる程の
柔らかさそして触れてしまえば金属のように
私たちはその緻密さと彼らの美しさ
に気づいていた。

名前のつかない感情や
身振り手振りに
全て祈りのような優しさを終始感じていた。


超現場主義
彼らの姿勢、制御の効かない往復衝動
ドラマチックパンク



hyakki

彼らは祭りだった。
鋭く大きく突き刺す声に
ビートは心臓の鼓動を早め
脳のシナプスはブチギレ寸前

物語的な音が僕の頭に分岐して
色々な感情が自由に無限に思う。

ジャンプする高く
何でも喰らう
飢えた雑食性の鬼だった。


千の道を辿る
月明かりが照らすロマンス
裏付けされたロックンロールプライドと
ポップセンスの暴力



爛漫天国

デタラメなステップで
時には冬のマッチ
時には月明かり
時には春桜混じるそよ風
温度の灯る愛情表現

リアルを追い越す
劇的なライブ超至近距離でおこす
爆発は頭を体を揺らすワルツであった。


突風吹き上げる
衝動と熱に身を任せた
どこか繊細で歪な
渦を巻き上げる



奏人心

鋭く突き刺さる閃光のような
ギター、ベース、ドラムが
それぞれ絡み合い
絶妙なメロディーが響き合っていた

確かにそこには物語があり
ラストに相応しいような
とてつもない轟音で幕を締めてくれた


福岡新世代の前線には色んなジャンルで
魅力的で熱狂的なバンドが居ると
再確認出来て良かった。

この街には生み出す何かがある
何十億年の歴史の中で
僕達が出会い歌い合い踊り合う
そんな奇跡にこの記事を見ているあなたも
加わってみてはいかがだろうか。

© 2026 DONUT

PROFILE

opning act:BIG MOUSE GLORY(ビッグ・マウス・グローリー)



東京下北沢発 躁鬱爆散ネオパンク!! 2026年3月に2ndEP 「あくまでラブソングを」をリリース。メンバー2人の脱退を機に、現在福岡で武者修行生活中。ラブ!スマイル!ハッピー!ドリーム!ピース!!!


pudelhunds(パドルハンズ)



福岡県発 スリーピースバンド 2025年9月に1st EP「memorandum」をリリースし、ライブ・作品の両軸で精力的に活動中。2026年2月にsingle 「わたしの肉の肉」をリリースし、初のツアーを実施。2026年5月に福岡でツアーファイナルとなるワンマンライブを予定している。


hyakki(ヒャッキ)



2022年福岡にて結成された、初期衝動メロディックパンクバンド「hyakki(ヒャッキ)」。vo>のあつゆきの書く衝動の中にどこか哀愁を感じる楽曲で、福岡市を中心にライブ活動を精力的に行っている。2025年11月に1st EP「Auftakt」をリリース。


爛漫天国(らんまんてんごく)



福岡発インディーロックバンド爛漫天国。2024年春結成。モモノマナト(vo,gt)、miyamo(gt)、清大納言(dr)、魅惑 (ba,sup)。フォーク・ブルース・歌謡曲などメンバーそれぞれが異なる影響を受けてきた楽曲はどこか懐かしく新しい響きをもった新世代ロックバンド。2024年末よりMV「天使」「風化した街」を公開すると、生活の一部を切り取ったような繊細で情熱的な詞世界とメロディが地元福岡だけではなく、SNSや口コミを通じて、全国のインディーロックファンの話題となり急速に噂が広がった。2025年からはライブ活動も積極的に行い、「BAYFES2025」「TOKYO CALLING」「見放題2026」などにも出演。9月に自主レーベルから初のCDリリースとなる1st Limited Single「天使/風化した街」を発売。2026年2月には1st mini album「日々、折り返すごとに」を発売。タワレコメンにも選出された。爛漫天国は今ライブを観るべきバンドと言われている。



奏人心(そうとしん)



福岡の街を吹き抜ける突風のようなロックバンド。永松有斗夢(ba,vo)、山路あげは(gt,vo)、今橋一翔(dr)の3人編成。メンバー全員、今年21歳になる。原風景から貰う日常へのメッセージを自由な表現で鳴らしている。2024年冬、1st EP「SEARCH感受YOUTH」をリリース。いち早くスペインの Indie/Alternative メディアで取り上げられ、その後、日本に入ってきた。時を同じくして、イギリス、アメリカ、南米、フランスのラジオ局でもオンエアされる。2025年 夏 セカンドEP「風がゆく若色の街」をリリース。ドイツのインディー・チャートでは15位、17位、22位の計3曲ランクイン! 日本、アメリカ、イギリス、カナダ、スイス、インドネシア、スペイン、フィンランドの Indie/Alternative メディアで取り上げられ、カリフォルニア、アンカレッジ、フロリダ、ワシントン、シドニー、トロント、福岡のラジオ局ではヘビー・ローテーションになる。甲本ヒロト表紙のロックマガジン「DONUT」で堂々8ページで特集される! 最大にして最強のインパクトとなる。総合カルチャーサイト「 Real Sound」“ロック好きライター/インフルエンサーが選ぶ邦ロックベストソング”にランクイン! タワーレコード「Mikiki」“2026年 注目の新人アーティスト”に選ばれ、Indie/Alternative界隈で話題となる。現在、今年の夏にリリースする挑戦的なEPを、福岡でレコーディングしている。

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