DONUT 11 ザ・クロマニヨンズ 号

洋楽の楽曲につけられた日本語のタイトルは、それそのものが文化だった。サブスクの隆盛と共に遠のく音楽文化にスポットを当て、日夜レコードを楽しむ甲本ヒロトに「面白い邦題の7インチシングル」を自宅レコード棚から持ってきてもらった。その会話からレコード愛とロックンロール愛が見えてくる。レコード店へ駆け込みたくなるようなテキスト10編を掲載。

7インチシングル6枚組という画期的なアイデアのもと、リリースされたザ・クロマニヨンズの『SIX KICKS ROCK AND ROLL』。その全シングルのジャケットアートを手掛けたデザイナーの菅谷晋一がアートワークの全貌を語る。

2021年、世の中はまだコロナが猛威をふるっていたとき、地元・北海道の中標津町でフェス「SHIRUBE」を立ち上げたワタナベシンゴ（THE BOYS&GIRLS）。2021年は実現叶わず配信イベントへとシフト。それにもめげず2022年も果敢に挑戦。結果的に野外フェスは屋内へと移されたが、その前段階でのフェスにかける思いと道のりを語った貴重なインタビューを掲載。

百々和宏が自主レーベル「FUZZY PEACH」を立ち上げた。目指すは「頑固親父の大衆酒場」。もはやベテランの域に達している彼がなぜここで自主レーベルを始動させたのか。その真意とレーベルの未来について語るインタビューを掲載。

音楽だけではなくアートや絵画が高く評価されている浅井健一が企業やお店向けのデザイン開発プロジェクト「STRIPE CAT DESIGHN ART SERVICE」を立ち上げた。DONUTではベンジーとアートの関係と始まりについて訊いた。

■DONUT 11（ザ・クロマニヨンズ号）

DONUT 11（2022年1月26日発売）
表紙：甲本ヒロト
仕様：7インチ・アナログ盤サイズ(18cmX18cm)・4c+2c+1c・128p
定価：1210円（本体1,100円＋税10％）
ISBN978-4-905273-16-5

目次：甲本ヒロト（ザ・クロマニヨンズ）が選ぶ邦題が面白いドーナツ盤10選／ザ・クロマニヨンズ『SIX KICKS ROCK&ROLL』インタビュー／『SIX KICKS ROCK&ROLL』デザイナー・菅谷晋一インタビュー／フェスをクリエイトするワタナベシンゴ（THE BOYS&GIRLS）インタビュー／自主レーベルをクリエイトする百々和宏インタビュー／アートデザインをクリエイトする浅井健一インタビュー／ヤマモトユウキ インタビュー／I LIKE THIS MUSIC（THEティバ、SULLIVAN’s FUN CLUB、錯乱前戦、ステレオガール、Johnnivan、エルモア・スコッティーズ）／中野ミホ「まほうの映画」／カタヤマヒロキ（KTYM）「食べロック」／歌王子あび（VERANPARADE）「ソファベッド宇宙旅行」／タカイリョウ（the twenties）「頭を木刀でやられたのかもしれない」／ワタナベシンゴ（THE BOYS&GIRLS）「10を持て」／Photo Story：森山遊子／編集部のコラム「ザ・ビートルズ、プライマル・スクリーム」

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